#4 自己保全

前回、女性に内発的な倫理観や道徳心は無いものとして考えた方が良い、という話をした。

結果論として「倫理的に見える」ことは多いにあるし、ほとんどの女性が倫理を重んじて生きているように見える訳だ。

動機はさて置き、女性の行動面だけを見れば「道徳的に振る舞っている」ようには見える。

これが厄介な問題なのである。

恋愛経験や女性経験に乏しい男性が、恋愛市場に参入してしばしば頭を抱えることに、

「ドタキャンされた」

「当日デートの約束の時間にいきなりブロックされた」

などがある。しかも「またか」というぐらいのかなりの高頻度でこれを経験する事になる。これは余談であるが、弊社では、若い社員らに※北九返しを食らって一切動揺しないメンタルを練り上げてこそ一人前、と訓示している。北九返ししてくれてありがとう、私を鍛えてくれてありがとうと、水面のごとき心で言えるようにならねば半人前である。
※マッチングアプリでマッチした北九州市の女性に会いに行ってドタキャンされて何の成果も得られずに帰ってくること。福岡の西端たる当地から北九州までは片道約100kmほど。

一方で、ストリートナンパだとかマッチングアプリ等で女性との出会いを大量に得られるようになるとこう言う経験もするようになる。

「付き合いの長い彼氏が居て云々」

「婚約者が居てどうこう」

そのように言う女性が、今日会ったばかりなのにノリノリでホテルについて来て、たいへん積極的かつ濃厚なセックスをしてくれるとか。いや、これがだね、しばしば起こるんである。

そしてあろうことか動いている最中に「好きになってもいいか」とか「名前で呼んでくれないか」とか「あなたの彼女に立候補したい」とか、あられもない事を言う。おまえ婚約者おるんとちゃうんかと。

神も仏も無いとはまさにこの事であろう。

会社やサークル活動の中で、意中の女性と恋仲になろうと頑張ってもぜんぜん上手く行かないのに、繁華街やクラブでぽっと出会った女性となら簡単に身体の関係になれたりして、マッチングアプリやストでナンパするようになった男はけっこうな割合で女性不信に陥る。その症状が進行すると、あたかも女が犬猫と同等みたいに見えて嫌いになる人も居る。

まあそう嫌うものでもない、とは言っておきたい。ポイントを押さえれば女性というのは本当に素晴らしいパートナーになりうるからだ。

まずファーストステップとして、そもそも女には内発的な倫理観や道徳心は無いのだと考えておけば良い。そんな高尚なものを期待してはならない、と言うと言い過ぎな気もするが、変にこじらせて女性不信に陥るぐらいなら最初からそう軽く考えておくのがちょうどよいだろう。

ところで、読者諸賢は気づかないだろうか?

女性たちが不義理の極みのような行動をする瞬間の共通点について。

ちょっと考えてみて欲しい。

説明無しにこれが分かればあなたの観察眼は相当鋭いと思う。

では答え。

それは、人の目が無い時にやる、である。

自分を取り巻く人間関係や社会が存在する時、彼女たちはとても慎重に行動する。おこたらず倫理的かつ道徳的に「見える」振る舞いをする。しかし繰り返しになるが、これは内発的な動機づけで倫理的に振る舞っているのではない。

ではどういう動機で?

女性の生態を考える上で重要な性質を述べる。それが、

協調性と共感性

である。

端的に言えば、周りの空気読んでるだけ、に過ぎない。なお、女性の生き様を一言で言えば「自己保全」である、という旨の指摘は既出だが、この目的を達成するために最適な行動こそが、周りの動きに協調して動く、なのである。

彼女らは、決して自分の中に絶対的な価値観や行動規範を持たない。彼女らは、強い方に従うし、怖い方になびくし、数が多い方に味方する。規範が無いことが規範。己の美意識に殉じて腹を切って死ぬ、なんてことは若い女に限っては絶対に無い。

彼女たちは自己の身の保全に最適化した心を持っていて、いやむしろ、自己保全を至上の行動原理にしなかった女性の遺伝子はとっくに淘汰されて消されてしまったのが実情なのではあるまいか。とかく、まあそう言う事情であろう。

自分の村の男たちが戦争で負けて皆殺しになると、女たちは乗り込んできた侵略者の男たちを喜んで受け入れる次第である。きっと人類史ウン十万年の間に腐る程繰り返された光景に違いない。我々はそんな女たちの子孫なのである。

もちろん、二君に見(まみ)えるは恥辱の極み、とて、潔く自決した女性も中には居たろうが、そういう気質の遺伝子はきっと残りづらかったはずだ。

自己保存の本能は女性を理解する上でぜひ抑えておかねばならない重要概念である。

つづく。

【CM】
大昔、マッチングアプリに初めて挑戦した時の記録。講師は伊藤さん。ノウハウはシンプルに要所を抑えてよくまとまっていると思う。普遍的な内容は古くならない。
時代は変わり、今はマッチングアプリこそがナンパの主戦場みたいになっていて、これを敢えてやらない選択肢は無いと思う。
2023年5月の今この時点の心境として、やはりストナンは大事だと思う。マッチングアプリとは出会える女のランクや出会いの質そのものがぜんぜん変わってくる訳で、ストナン不要論には同意できないな。週末になったらナンパ服着て香水振って出会いを求め繁華街を徘徊する。地域のお祭りなどのイベントに行きブラブラする。ストナンとネトナンは両輪だと思うので、両方やりましょう。

vol.1 恋愛工学流派では非推奨のマッチングアプリを、実際にやって検証してみた記録

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vol.3 恋愛工学流派では非推奨のマッチングアプリを、実際にやって検証してみた記録


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