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新しいとそうでないもののバランス

11月3日から5日の三連休に開催された東京蚤の市に出かけてきました。

三連休だったせいでしょうか、初日の前売り券が完売したそうです。

蚤の市は初日の一番早くに行くことがいいものが購入できる鉄則だというのを聞いたことあります。

特にヴィンテージやアンティーク、古道具だと同じものがあるとは限らないので欲しいものは早く行って早く見つけて早く買うですね。


 
個人的にはお目当てのものがあるわけではなく、ちょっと用事があって出かけたため2日目の参加でした。

それでもたくさんの人でにぎわっており、駅から会場までたくさんの人が歩いて向かっていました。

天気良好、暑いくらいの昼間の気温。

出店者の方々はずいぶんと労力を使うんだろうなと。

毎回出店している方々、新たに出店している方々、さまざまだと思います。

出店し続けるのに必要なのは何だろうなんて考えてみました。

もちろん気力ややる気は当たり前として、商品をどう準備するかは重要だよなと。

物販の場合は物が少なすぎてもいけないし、かといってどれだけ買ってもらえるかもわからない。

食べものの場合はあまりに早く売り切れてはいけないし、かといって残りすぎても困ってしまう。

いつもとは違う場所で、しかも屋外での3日間。

難しいです。


 
毎回同じものしか販売していないとどうなんでしょうか。

またあるという安心感?

それともまた同じだなというつまらなさ?

新しい商品を投入したほうが毎回参加している人には楽しいですよね。

でも初めて来た人もそれなりの人数いるはずです。

前からずっとあるものと新しく登場したもの、それが混在している状況が必要かなと。


 
そんなことを考えていたらなんとなく音楽に考えがめぐっていきました。


 
今年の夏、blurを観ました。

たぶん多くの人が”Girls and Boys”や”Song 2”を演奏してくれることを期待していたと思います。

新しいアルバムを発表するというアナウンスがある前はgreatest hits的コンサートになるのだと思っていました。

でも新しい曲が発表されてからはその曲も演奏されるのも個人的には楽しみになって、さらに期待感が高まりました。

そしてその期待に応えてくれました。


 
Liam Gallagherのコンサートでは彼のソロ曲よりOasisの曲への期待のほうが大きかったようです。

歓声が違いました。

でも現在地としてソロ曲もないといけないかなと。

彼は現在ソロで活動しているのだし。

来年Oasisのファーストアルバム発売から30年ということで記念コンサートツアーが発表されました。

バンドとしてのコンサートではないですがチケットはあっという間に売り切れたそうです。

ずっとあるものへの期待がとても大きいのですね。


 
Noel Gallagher's High Flying Birdsも12月に日本公演が控えています。

そこに参加する人ほぼ全員”Don't Look Back in Anger”を楽しみにしているはずです。

Noel Gallagher's High Flying Birdsの曲を楽しみにしていないわけではありません。

でもそれ以上にきっと。


 
前からずっとあるものと新しいもの。

両方必要だとは思っているけれど、人によってバランスは違うようです。







冒頭の写真はスウェーデンのYstadイースタでの一枚。

古いものと新しいものがスウェーデンの街中では同居していますよね。

行ったことはありませんがほかのヨーロッパの街もそうかと。

日本だと京都などでしょうか。

Ystadは駅から近い中心部には古い建物が残っていて、でもちょっと離れた街はずれには新しいアリーナがあって違う雰囲気でした。

でも同じYstad。






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