#89「仕事は属人化とマニュアル化に分かれる」

会社組織においては、仕事は分担されて、誰かが抜けたらその分を誰かが補い、組織を維持出来るようにする必要があります。

しかし、個人がこのような考え方で、人に頼るというか、自分でなければ出来ない仕事を求めるように働かなければ、組織は衰退します。

常にこの矛盾を抱えているし、悩むところでもあります。


今日、長く勤めた営業部長が2ヶ月後に定年退職するということで、引き継ぎを兼ねて話しを聞きました。

いろいろなノウハウはあるのですが、特に営業という部門だからか、結局具体的に引き継げることは少なく、なんだか思い出話と実績の博覧会のようになってしまいました。

これは、古き良き時代の人だからこうなったのでしょうか?

私はそうは思わなくて、会社員には2つのパターンがあると思います。

すでに話したように、組織としては仕事が属人化することは望ましくありません。

だから、取って代わることができる、分割され、誰でも変わることができる仕事をする人が一つのパターン。

そしてもう一つが、先に話した営業部長のように、その人しかできない仕事をする人。

さて、もちろん私のようにフリーランスになりたいとか考えている人間は後者にならなければいけません。

そして、組織のことも考えるならば、自分ができるようになったことは、他の人もできるようにパターン化を考え、マニュアル化までして渡し、自分は次の誰も出来ないことをできるようになるように行動しなければなりません。

この流れは一生変わることがないでしょう。

そういうものだということで、そのルーティーンを習慣にまで持って行かなければ、とてもやっていけないですね。

頭では解っていてもなかなか難しい・・・

でも、こうやってできるかぎり考えていることをテキストにして、発信し続けていくことは、とても今後のためになっているように思います。


本日もお聞きいただきありがとうございました。

ではではまた

#仕事の属人化

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?