2019年という「朝」
釣り人にとって午前2時は「朝」である。
「朝」は、時間を示す言葉ではなく“概念”だと思う。「閉じたまぶたを目的(予定)のために開らく」という営みを通して、1日で最も輝かしく、そして憂鬱な瞬間、朝が生まれる。
だから、0時まで仕事をして、1時に家に帰り、2時に起きるなんていう鬼スケジュールであっても朝は朝なのだ。
釣り人の釣りに対するモチベーションはとても高い。およそ仕事では見せないその熱量に、ある人は驚き、またある人は軽蔑の眼差しを向けてくる。世界はグローバルに向かってど