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ルアーを落とす位置。


こんにちは、こんばんは、カツオです。


今回は、ルアーの投げる位置と釣果の関係について
ご紹介いたします。


一見、適当にルアーを投げて落としているように見えて
実は、ルアー落とす位置を考えているプロの釣り師達。


もちろん、考えていない方もいるとは思います。


状況によりけりですが
ルアーの落とす位置を考えていないと


ルアーで魚を釣るのは少し難しくなります。


今回は、魚の習性と視野をもとに
ルアーの落とす位置を知っていただき


ルアーで魚が釣れるようになっていただければ幸いです。



魚の泳ぐ習性と視野


まず、ルアーで魚を釣るには
魚にルアーを認知してもらう必要があります。


そのためには、魚の視野と泳ぎの習性について
ちょっと触れておきましょう。


実際、我々人間が魚になってみないとわからないことですが
魚の視野は、左右180° 両目で30°見えていると言われています。


この左右180° 両目30° の中でルアーを泳がさなければなりません。



また、その視野の中にルアーを泳がさせるには
魚の泳ぎの習性を理解する必要もあります。


基本的に、魚は流れや波に対して
対角線上に泳ぐ習性があります。



流れや波に対して対角線に泳ぐ習性と
左右180° 両目30° の視野を利用して、ルアーを落とす位置を決めるのです。



ルアーを落とす位置を決める


もったいぶらず、先に結論からお伝えしますと


右に流れている場合は、少し右に
左に流れている場合は、少し左に投げて落とします。


どういった理由なのかというと
たとえば、海が左に流れているとしましょう。


左に流れている場合は、少し左に投げるでした。



先ほど、魚は流れや波に対して
対角線に泳ぐ習性があるともお伝えしました。


魚は、左右180° 両目30° 見えていますので
少し左に投げることで


まず、魚は右目でルアーを認識します。



そのまま斜め左から引っ張っていくと
今度は、両目30° の視野にルアーが入ります。



すると、バクっと食ってくるわけです。



食わない例


食わない例は、左に流れているのに
右に投げたり、真っ直ぐ投げたりすることです。


左に流れているのに、右に投げると
どうなるのかというと、魚の死角にルアーが入ってしまいます。



死角は、ご存知かと思いますが
見えていない範囲のことです。


そのまま泳がすと左の目でルアーを認識しますが
両目の30° に入らないので、結果食わない、釣れないということです。




魚からしたら
なんかあるな〜程度で済ませているかもしれません。


「え、左に魚がいたら、右に投げても認識して食ってくるんじゃないの?」と
お気づきの方がいると思います。



しかし、魚の視力にも限界があります。


右に投げると、ルアーと魚の距離が長くなり見えずで
認識してもらえないことが考えられます。


認識してもらえずで、いきなり両目でルアーを見ることになるので
食う準備ができておらず、結果、釣れなくなります。


我々人間も、いきなり「はい!これ飲んで」とジュースを渡されたら
「え、いきなりなんだよ」となるはずです。



また筆者の経験になりますが
左に流れているのに、右に投げると


ルアーが浮いてしまい、泳がないことがあります。


泳いでいないルアーは、基本的に釣れないので
仮に認識していたとしても、食ってこない、釣れないことがあります。



迷惑にならないように


もちろん、左に投げたり、右に投げたりするときは
他の釣り人さんが近くいないことを確認してから


投げるようにします。


だいたい自分と他の方の間に、もう2人入れるのなら
左に投げたり、右に投げたりすることができます。



まとめ


魚の泳ぐ習性と目の視野を理解して
ルアーの落とす位置を決める。


正直、適当に投げて
落としていれば釣れてしまうときがありますが


何も考えずにルアーを泳がして釣れるのは
ボコボコに釣れているときだけだと思います。


釣りでは、ボコボコに釣れるときは、ほとんどなく
大半は、釣れないときの方が多いかと思います。


ルアーはエサと違い
匂いもないですし、形や色も人工的なので


釣れないときは、何か考えて釣らないと
基本的には、釣れません。


なので、この記事は
その考える材料になればなと思います。


それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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