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3つの暴落の違い


IXIC:週足チャート
期間:2017年4月~2022年10月

NASDAQ(IXIC)は
2017年4月~2022年10月までの
5年半の期間で3回暴落しています。

1回目が2018年10月~12月で
終値ベースの下落率は18.69%

2回目が2020年2月~3月で
終値ベースの下落率は28.16%

3回目が2022年1月~10月で
終値ベースの下落率は30.89%

2回目と3回目は約30%の暴落で
例えば
500万円分株式を保有していた場合
数カ月で約350万円まで資産が
減少したことになります。

暴落を初めて経験した投資家は
大きな精神的ダメージを負いました。

1つ投資対象に全額を入金してしまうと
暴落時は忍耐強さが試されると思います。



政策金利

金利が高くなると
株式にとって逆風です。

金利が高くなれば
企業の借り入れコストが高くなり
庶民の需要も落ちるため決算が悪化します。

債券利回りが高くなる為
債券市場に資金が流入します。

国債は元本が保証されているため
株式投資よりも低いリスクで
利子が受けとれるため
株を売る流れが加速します。

2018年10月時点の政策金利は2.25%で
ピークの2.50%へ上昇している途中でした。

2020年2月時点の政策金利は1.75%で
利下げをしている最中でした。

2022年1月時点の政策金利は0.25%で
利上げ前でした。

政策金利は株価に大きな影響を与えますが
その他の重要な要因があることがわかります。

政策金利が重要であるならば
政策金利が高い時に株価は急落するはずです。

政策金利が低いときでも
株価の暴落が起きています。


株価暴落の要因①

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