株価の天井を見抜く⑥1995年~1998年
1970年代のスタグフレーションの影響を
1990年代まで引きずっていた米国経済。
インフレの粘着性の強さを思い知った米国と
この1990年代にデフレ入りし
デフレの粘着性に苦しむ日本が居ます。
インフレを測定する指標CPIは
1986年半ばに急速に落ち込み
2%を割り込みましたが
1987年4月から急騰しインフレが再燃。
1990年末にピークを打つまで上昇し続けました。
CPIは1990年末6.30%から下落し
1992年2月に2.60%まで落ち込みますが
そこから反発しアップダウンを繰り返します。
CPIが目標である2%以下になつたのは
1997年12月1.80%です。
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