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株式会社シャイン-副業で水産業を支える①-三陸水産イノベーションサミット登壇者紹介

三陸水産イノベーションサミット2021の登壇者紹介はDAY1「副業で水産業を支える」に登壇する株式会社 シャイン 代表取締役 桑野祐一氏 です。

シャイン桑野さん中野さんと2

桑野氏が代表を務めるシャインは、岩手県大船渡市で「地元・三陸の未利用資源」を活用した商品を開発・販売をおこなっています。従来だと廃棄されていた地元の原材料を加工し新たな商品として世に送り出しているのです。例えば当社イチ押し商品の「昆布根藻塩」。地元ではあまり利用されていなかった未利用資源の「昆布の根」を粉末に加工。海水塩とあわせ、出汁たっぷりの昆布塩とすることに成功しました。手軽に昆布の旨味を加えられる調味料として、多くの方々好評をいただいています。私たちは地元未利用資源を通じて豊かな地域づくりに貢献。世界中の消費者が商品を通じて地域を知り、三陸・大船渡を訪れるきっかけとなる、そんな商品を生み出していきたいと考えています。

シャイン藻塩

桑野氏は、東京生まれ、東京育ち。東日本大震災をきっかけに岩手県大船渡市へ移住し、事業支援等のボランティアをしていた、いわゆる「ヨソモノ」。そんな桑野氏が2020年5月に同社を事業承継し、11月に株式会社シャインを設立しました。同社は震災の影響で一時は会社をたたむことも考えましたが、多くのコンクール等で受賞するほどの高い加工品開発力と、地元からの厚い信頼があり、「この会社を途絶えさせるべきではない!」との思いから手を挙げた桑野氏により再起を図ることになったのです。
今回、魚払いの副業「ギョソモン」メンバーと取り組んでいることは、会社の「ミッション・ビジョン」「事業計画」作り。再起を図る中で必要となる一つがミッション・ビジョンの言語化でした。「自分たちは何者なのか」「目指す世界は」など自分たちの言葉で社内、社外へ発信するために必須と考えたからです。そしてもう一つが「事業計画」作成。ミッション・ビジョンを基に事業を継続・発展させていくために必要不可欠なもの。今回、桑野氏の思いや構想を一緒に形作る仲間として、副業メンバーを募集することを決断しました。
■登壇情報
DAY1 10/21(木)20:15~20:35
副業で水産業を支える①
登壇者①:株式会社シャイン 代表取締役 桑野祐一 氏
登壇者➁:魚払いの副業者「ギョソモン」1名
■株式会社 シャイン
https://sanrikumigaki.jp/
■三陸水産イノベーションサミット2021
https://sanrikusuisan-innovation.go.jp/summit/
■視聴申込み
https://forms.gle/zemPDwewS6QAHpj26

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