あれは確か2月の初め‐ラ・カージュ・オ・フォールとの出会い‐

生きとし生けるみんな~!ラ・カージュ・オ・フォール日生劇場公演が始まって早一週間が経とうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。

私の初日はまだなのですが、どこかしらかで幾度となく書き散らしている、ラ・カージュ・オ・フォールとの出会いとの話をします。
ちなみに初見はラカージュ2012@梅芸です。

あれは確か2月の初め…というか2012年2月4日、舞台を観るということにおいては全幅の信頼を置いている人から、
「昨日梅芸でラ・カージュ・オ・フォール観てきたけど超よかったですよ」と勧められて、その場では、えー諦めてたやつですよ~観たかったな~とか言ってたけど一時間後ぐらいにじゃーいきますか~くらいのノリで当日券買いに行ったことがきっかけでした。いやだって信頼する人のオススメの作品は観なきゃでしょ。
お昼間に勧められてその足で梅芸行って、ほんとは就活中でテストセンターの予約入れてたけど蹴って、そんなお金ないけど好きなことにはつぎ込んじゃうバカは学生の時分から変わらない故、金額見ずにソワレの最後一枚のチケットを買って。ラカージュは名前だけ知っていたけれど就活で行けないだろうと思っていたんだよね。というわけでポスターをまじまじと見たのもその日が初めてだったのだけど(じっくり見たらぜったい観たくなるから)、ピンクと煌びやかな雰囲気で満ちたあの絵面に引き込まれるのにそう時間はかからなかった。

もともと奇麗なものが好き、奇麗であれば男女…まあどっちでもいっか!みたいなとこあるので取り敢えずビジュアル面は100点満点中5,000点おっと振り切れちゃって点数分からねえ…!
音楽も塩田先生が指揮だし(ミュージカルのオタクここ重要)なんだこれ…暗い曲一個もないやん!
お話、誰も悪者がいない…し、ひたすらにただただ愛が全てで、温かくて…奇抜に見えると言ったら、まあ今の時代でもそうなんだろうなという題材ではあるのだけど、それにしたってどうしても温かくて最高に幸せ…と劇場を後にしたことを今でも鮮明に覚えています。
思い出すたびに心が温かくなり、街中ですれ違った誰かの香水に記憶が呼び起こされ少し胸がいたくなるようなあの時の気持ちにも似て、嬉しくなって…要するに、特別なのです。

定期的に言いたくなるのですけれど、
人は役に恋をする、役者に恋をする…そして作品に恋をする。
とすれば、私は間違いなくラ・カージュ・オ・フォールに恋をしてしまったのです。どうやらこれって、とっても幸せなことらしい!
幾度となく劇場に足を運びなるべく多くの作品を観るようにしているけれど、作品によって「好き」になり方が違いまして。
恋に落ちるように好きになるのは、ラ・カージュ・オ・フォールだけ、と思っています。

だからね、今期も、劇場に「恋するために」足を運ぶのです。

はーーーーーー楽しみだなぁ早く観たいなぁ!


目に留めていただき、読んで頂き有難うございます! この文章から何か感じるものがあればうれしく思います。