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アイマス星人が地球に攻めてきた時に読ませるシャニマス代表のシナリオを考えよう
突然だが、こんな経験はないだろうか?
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「ビビビ……我々はアイマス星人だ。この星で最も面白いシャニマスのシナリオと黛冬優子の太ももがいい感じのイラストを差し出せ。さもなくばこの星を滅ぼす。差し出したシナリオがつまらなかった場合も滅ぼす」
私たちの星ではよくあることだ。
今回はそんな時のために、予めシャニマスを代表できるシナリオは何なのか、宇宙人の提示する好みのパターンと共に考えてみようと思う。
王道のアイドルシナリオが読みたい!星人向け
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ストレイライトより『Straylight.run()』
最早シャニマスのロゴよりも見慣れている感のある女、黛冬優子率いるストレイライトが鮮烈なデビューを飾った王道イベントシナリオ。
冬優子の太ももが太いとか空中戦では不利だとかしか知らないアイマス星人を殴りつけるためにある、実装から5年が経過した今なお不動の人気作。
学園アイドルマスターという後輩が現れた今、アイドルマスターにおける王道とは何だろうか?
アイドルが可愛いこと?アイドルがカッコいいこと?それとも、アイドルが立派な会場で歌うこと?
自分は歴代の中でも比較的色濃く受け継がれるフレーズ「トップアイドルになること」こそが、アイドルマスターにおける王道なのではないかと考えた。
シャニマスにおいて特にその要素を強く取り込んでいるユニットこそがストレイライトであり、アイドルマスター的王道ユニットに他ならない。
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王道とは、王が征く道と書いて王道である。
シャニマスの王たるストレイライトが歩むその道筋を、アイマス星人にもぜひ見てもらいたいものだ。
とにかく明るくて安心できるシナリオが読みたい!星人向け
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放課後クライマックスガールズより、『五色爆発!合宿クライマックス!』
アイマス星人も既にMOIWなどで知っているかもしれないが、放課後クライマックスガールズの特徴は何よりも元気で、明るいことである。
元気で明るいだけなのに面白いシナリオとかできんの?とアイマス星人は言うが、元気で明るいだけなのに面白いシナリオができるからこそシャニマスは凄いのである。
こちらも最初期のイベントシナリオながら、シャニマスの良さと元気さが詰まっている見事な味わいの一品。
刺激度が高いと思われがちなシャニマスだが、こういった明るいシナリオの良さこそアイマス星人と手を取り合い語り合う日が来てほしいものである。
物語のメタファーに対して賢しらに語り合いたい!星人向け
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ノクチルより『天塵』
やはりシャニマスのイベントシナリオを読んだ後はメガネをクイッと上げながら「このシーンのこれはこういうメタファーで~~~この近代哲学からの引用があって~~~」という話をしたい!みたいな好事家アイマス星人もいることだろう。自分もしたい。
シャニマスはユニット分けされたうえでのシナリオがほとんどだが、特にノクチルや後述するシーズのシナリオはそうしたメタファーに富んだものが多く、自分のようなメタファーを介した表現が大好きな人間にはたまらない。
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「シャニPがこの缶ジュースの中に残ったミカンの粒を諦めずに拾おうとするシーンは社会の底に残されたノクチルに対する姿勢のメタファーでぇ!」という話をしたら友人に滅茶苦茶バカにされたけど、それでも自分は今も同じことを思い続けている。
アイマス星人も、そう思うよな?
アイドルがどんどん死ぬシナリオが読みたい!星人向け
ところで、この記事を読んだアイマス星人はそろそろこんなことを思うのではないだろうか?
「あー、そろそろアイマスらしくアイドルが謎のシチュエーションで死にまくるシナリオが読みてえな~~~」と。
もちろん、シャニマスにもそういうシナリオはある。
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エイプリルフールに実装された『World×Code』。
選択肢ごとにアイドルが探偵になったり時代劇風になったり、プロデューサーと殺し合ったりという架空のシチュエーションに巻き込まれていく様子を閲覧できる、意味不明なイベント。
だが個人的にバッドエンド好きとして、プロデューサーが芹沢あさひに見放されるイベントは非常に満足度が高い。
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それでもやっぱりシャニマスらしいシナリオが読みたい!星人向け
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イルミネーションスターズより、『Catch the shiny tail』
敢えて言うが、自分は”アイマスらしさ”と”シャニマスらしさ”は似て非なるものだと考えている。
最初に挙げた王道のアイドルがストレイライトであったところでなんとなく察している人もいるだろうが、シャニマスはブランド単位で「トップアイドルになること」を至上の目的としているわけではない。
では何を目的としているのか?
自分はその答えがシャニマスのキャッチコピー、「輝かせよう、アイドルのすべて。」にあると思っている。
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シャニマスはアイドルという人間の持つ突出した側面も、欠落した側面も、全てが輝く瞬間を茂みの中でじっとカメラを構え、今か今かと映そうとしている……と、少なくとも自分はそう思う。
Catch the shiny tailは、そんなアイドルの中でも283プロのセンターである櫻木真乃さんの抱える"普通"の悩みと向き合うためのイベントシナリオであり、同時にシャニマスが打ち出した”アイドル”への向き合い方の根幹となる作品。つまり、これなくしてはシャニマスを語れない、本当の意味でのシャイニーカラーズ代表シナリオなのだ。
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アイドルの見方が180°変わるシナリオが読みたい!星人向け
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園田智代子より、【かきまぜたら*ミルク】
月曜が近いことで有名な園田智代子さんのハロウィン衣装に気を取られがちなこのカードだが、一方で惑星シャイニーカラーズではシナリオの重要度が非常に高いことでも知られている一枚。
園田智代子さんといえばコメディリリーフな演出が似合う明るいイメージが強いと思われるが、このカードのシナリオ冒頭では園田智代子さんが本来オーディションに参加していたわけではなく当日出られなくなった友人の代わりに参加し、その結果アイドルに合格していたことが語られる。
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彼女はこの事実を背負いながら、何を考えていたのか。
そしてこれから何を思ってアイドルとして活動していくか。
その全てがこのカードでは語られている。
読む前と後では園田智代子というアイドルへの視線が180°変わる、月曜が近いことしか知らないアイマス星人には絶対に読んでほしい一枚。
人間がもたらす深い愛に涙したい!星人向け
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月岡恋鐘より、Landing Point編
アイマス星人も、そろそろ元気な女の子が冷たい女の子に突き離されるシナリオが読みたくなってきた頃合いだろう。
WING編から連なるメインストーリーの区切りであるLanding Point編は本来シャニマスが好きな人間が辿り着くご褒美のようなシナリオであり、集大成的な側面が強い。
だが、その中でも特に重要度が高く単品で感動できる作品は何かと聞かれると自分は迷いなくこの月岡恋鐘さんのシナリオを挙げるだろう。
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アイドルとしてそれなりに売れ始めた恋鐘が新人の俳優を応援するテレビ番組に出演することとなるも、結果として新人俳優はその番組で期待された成果を手に入れることはならず、俳優は恋鐘を突き離してしまう……というのがあらすじ。
アイドルが出演する番組が嫌な感じの空気になるのはシャニマスあるあるだが、このシナリオはそこからもたらされる月岡恋鐘というアイドルのもたらす行動と彼女を支えるプロデューサーの視線、双方の愛が涙を呼ぶ無類の傑作である。
思い返してみれば、かつて自分がこのシナリオを読むまでこれほどの愛に涙することなどなかった。
────いや、きっとそれまで自分は愛というものを知らなかったのだ。
だからこそ、人間の愛を知りたい宇宙人に勧めるシナリオはこれ以外にない。
もっと言えば月岡恋鐘さんの見せる”あい”の物語は、実は283プロ全体の物語にも絡んでくるのだが……それはまた別のお話。
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アイドルが素敵な未来を歩んでいるシナリオが読みたい!星人向け
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小宮果穂より、【ななひゃくさんじゅう えん】
小宮果穂さんと言えば、アイマス星人の間でも「背のデカい小学生」ぐらいの情報は行き渡っているのではないだろうか。
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そんな小宮果穂さんの(ifという形ではあるものの)未来の姿が描かれた貴重なシナリオは、もう冒頭のイラストを見てわかる通り中学生となった彼女が見ている世界のお話だ。
小学生特有のお母さんが買ってきたみたいな服ではなく、自分で選んだオシャレな服を着て、自分で選んだスタバの美味そうなドリンクを片手に渋谷で佇んでいる、中学生の小宮果穂さん。
果たして中学生となった小宮果穂さんはプロデューサーに対して反抗期を迎えているのか、それとも他人行儀を覚えて距離感が生まれた関係になっているのか……それは自分の目で確かめてみてほしい。
最近の新しくて面白いシナリオが読みたい!星人向け
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郁田はるきより、【連綿と、桜】
最新のトレンドをしっかり追いたいアイマス星人には、2024年のシャニマスがお送りする最新のシナリオもある。
新しく283プロに加入したコメティックより、郁田はるきさんのシナリオだ。
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Twitterでもいくらか話題になっていたこのカードのシナリオでは、郁田はるきという人間の目に映る独特の世界と、彼女を突き動かすものについて少しずつ語られていく。
産声を上げたばかりのコメティックを、アイマス星人も共に見守っていこうではないか。
とにかくアイドルが沢山出てくるシナリオが読みたい!星人向け
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越境イベントより、【明るい部屋】
ノクチルが加わって総勢23人となった283プロ。その全員が登場するイベントシナリオとなる。
やはりアイマス星人にシャニマスの良さを知ってもらうには、なるべく大人数が登場しているシナリオを読んでほしい。
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シャニマスにしては珍しく、街中でプロデューサーさんが女の人と歩いている様子をアイドルが目撃してドタバタコメディに……なんて景色も描かれる。それぞれの可愛らしい反応はどれも必見。
なお、このシナリオでは23人のアイドルに加えて事務員の七草はづき、社長の天井努に関する新たな物語も明かされており、まさしくシャイニーカラーズを代表する物語と言っても差し支えない。
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ちなみにこのイベントタイトルの元ネタは西洋哲学者ロラン・バルト著の『明るい部屋』。こちらは自分も読んでみたが、気が狂ったおっさんの話が無限に綴られていることしかわからなかった。アイマス星人には別にオススメしない。
シャニソンの3Dシナリオで面白いやつが読みたい!星人向け
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ストレイライトより、『LINKs』
またしてもストレイライト。やはりお前たちなのか。
アイマス星人が知っているかどうかわからないが、実はシャニソンのシナリオも時間をかけてパワーアップが入っている。
3Dでしか見られないダンス表現を取り入れたり、シナリオ中のアイドルの動きが豊富になっていたりとここでしか見られない面白いシナリオも増えてきている。
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芹沢あさひがシャニPのダルい説明を無視してポテチを食い続けるシーンは必見。
プロデューサー(シャニP)で萌え萌えしたい!星人向け
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樋口円香より、【ギンコ・ビローバ】
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これには樋口円香さんもご満悦。
とにかくアイドルが可哀想な目に遭うシナリオが読みたい!星人向け
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七草にちかより、WING編
アイマス星人も、時にはアイドルが可哀想な目に遭っているところが見たくなるかもしれない。そんな時には七草にちかの始まりの物語、WING編を読もう。
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アイドルマスターと同じ日(7/26)に生を受け、誰よりも普通だと自覚している七草にちかが自分を痛めつけながら歩んでいくその姿を、誰が否定できるだろうか。
アイドルとして無理な模倣の先に待ち受けているものが何もないとわかっていても進まずにはいられない彼女の憧れを、誰か止められようか。
さぁ、アイマス星人も七草にちかWINGを読んで、一緒に苦しい気持ちにならないか?
だからよ!!俺は女の子が曇ったり可哀想な目に遭うのが好きなんだよ!!!バッドエンドが観たいわけじゃねェ!!!星人向け
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七草にちかより、【まっクろはムウサぎ】
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アイマス星人の中にはこうしたモンキー・D・ルフィのような考えを持つ者も決しては少なくはないだろう。
かくいう自分もそうした考えを持つ一人だ。
一見かなり苦い終わり方を迎えたように見える七草にちかWINGだが、その直接の続きとなる物語がこの【まっクろはムウサぎ】では描かれ、本当の意味での七草にちかにとっての救済の可能性が提示される。七草にちかが好きな自分にとっては、ある意味最も重要と言っていいシナリオだ。
とまぁこんな書き方をしてしまったが、シャニマスには完全なバッドエンドで終わるシナリオは(基本的には)あまりない。物語の最後には、何かしらの形でアイドルに希望を見出すのがシャニマスの物語なのだ。
シャニマスはアイドルが輝く姿を切り抜くゲームなのだから、完全なバッドエンドというものはあるはずがない。基本的には。
アイドルマスターがやっちゃいけないことをやっちゃってるシナリオが読みたい!星人向け
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シーズイベントより、『OO-ct. ──ノー・カラット』
ところで、アイドルマスターがやってはいけないこととはなんだろうか?
────そう、アイマス星人の言う通り、未成年飲酒だ。
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先に言っておくと、シャニマスに未成年飲酒のシーンなどない。
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ただ、地下で大人たちが行う集会にたまたま立ち寄った七草にちか(16)さんが大人たちに誘われて偶然気分が良くなるドリンクを手にして、気分が良くなっているシーンがあるだけだ。
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勿論、シャニマスのアイドルはいい子たちばかりなので未成年飲酒などするはずもないだろう。
なーんだ、それじゃあこの項目は"嘘"だったんだね。
うんうん、よかったなぁ。
仲の良かったアイドルたちの関係に亀裂が入りそうになるシナリオが読みたい!星人向け
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アルストロメリアより、『薄桃色にこんがらがって』
アイマス星人の中には、仲良しこよしやってるアイドルたちが追い込まれて普段の関係に亀裂が入りそうになるところから取れる出汁を啜って生きている者もいるかもしれない。
『薄桃色にこんがらがって』は、それまでアルストロメリアのお姉さんであろうとしていた桑山千雪がずっと大好きだった雑誌、アプリコットの復刊に合わせたイメージガールオーディションの開幕から物語が始まる。
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オーディションに参加するのは、当初ユニットからは大崎甘奈の一名のみの予定だった。しかし、桑山千雪はどうしてもアプリコットへの憧れを捨てられず、自身も参加を表明する。
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だが、そもそもアプリコットのオーディションは出来レースであった。
何があろうと最初から大崎甘奈の勝利が確定しているということを、ユニットの大崎甜花だけが知ってしまう────────
以上がこのイベントのあらすじであり、これまで仲良しこよしユニットであったアルストロメリアは最大の危機を迎えるという大変なシナリオである。
ゲームを起動したくない場合、個人的には蘭たんがYouTubeで実況している動画を見るのが手っ取り早いと思う(でも付属のイベント報酬カードシナリオも絶対に読もう)。
天井社長とシャニPはお付き合いしているんだ!と声高に主張したい星人向け
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2024年版の『412の日特別コミュ』
このシナリオはただ事務所に社長である天井努しか居合わせなかったところにプロデューサーが帰宅し、社長の入れたコーヒーの香りにつられてキッチンに姿を現す日常を描いただけのものである。
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そもそもこの天井社長という男は見ているだけでこちらが恥ずかしくなるぐらい随分なカッコつけ野郎なのだが、シャニPはそんな男にピュアな尊敬の眼差しを絶やさないので2人しかいない場所では急にイチャつき始める。
お付き合いしてるんですか???
っていうかゲームより漫画でシャニマスを知りたいんだけど?星人向け
コミカライズより、『アイドルマスターシャイニーカラーズ 事務的光空記録』(ジムシャニ)
ここまでシャイニーカラーズ代表のゲームシナリオを次々に挙げてきたわけだが、アイマス星人が「ゲームやるのめんどいし面白い漫画とかねぇの?」と言い出したらお手上げなのではないか?と思ったかもしれない。
だが、今のシャニマスにはこのジムシャニという信じられないぐらい面白い漫画がある。
アイマス星人が惑星シャイニーカラーズを滅ぼす前にこの漫画を読んでいたとして、「これ読んだうえで滅ぼすならしょうがねぇか」と言えるぐらいにシャイニーカラーズを代表するコミカライズ作品。
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サンデーうぇぶりでは初回無料なうえ、どういうわけかTwitter上でほとんどの話が無料掲載されているのでアイマス星人には一度滅ぼす前に読んでみてほしいところ。
ここまで長々と語ってきた”シャニマスらしさ”の全てが、この漫画には詰まっている。
シャイニーカラーズを代表するとか言ったけど
……と、ここまで駆け足でシャニマス代表となり得るシナリオを紹介してきたが、言うまでもなくこれらはシャニマスの中でも一握りのものでしかない。
アイマス星人にも「このシナリオには共感できなかったな」「オススメされたやつよりこっちの方が好きだったな」という経験がないだろうか?
物語に触れるという体験は、その一人一人がそれまでの人生で積み重ねてきたもの、得てきたものの反映でもある。
人によって物語から感じ取れるメッセージや背景が異なるのは当然であり、だからこそシャニマスは28人ものアイドルを通して様々な人生の物語をお送りしているのだと自分は思う。
シャニマスは今年で6周年を迎えたものの、まだまだ発展途上のゲームだ。
そして発展途上であると同時に、恐らく最も暗いアイドルマスターなのではないかと思う。
だが一方で、暗い人生を歩んできた自分のような人間にとってシャニマスはある意味で最も身近な物語でもあった。
自分が最も愛した人から突き離されたことも、人から暴力を振るわれたことも、食べるものがなくてお腹を空かせていたことも、シャニマスの世界においては当然のものとして存在している。
そういう行き場を失った暗い人間たちの物語が、シャイニーカラーズにはあるのだ。
故に真の意味でのシャニマス代表というのは、結局のところやってきたアイマス星人の人生も同時に含んだものでなくてはならない。
コミュニケーションとは、双方向の共感と同意から始まるものだ。
次はこの星にやってきたアイマス星人の代表シナリオを聞かせてもらう番かもしれない。
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