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入管面会レポ「フリータイム」

今回からは、面会した方にお聞きした情報をもとに、収容施設での生活について書いていこうと思います。
今回は、いわゆるフリータイムと呼ばれる時間についてです。

スタート時間は明確にはわからないのですが、お聞きしたところによると朝9:00ごろから12:00まで、午後は13:00~16:30までがその時間のようです。

この時間内には、収容されている方が就寝する部屋の鍵が開けられ、面会・洗濯・シャワー・電話・運動などができるそうです。逆に言うと、この時間以外は部屋にいなければいけないということです。共有スペースのようなところがあり、他の部屋の方と話すことができるのもこの時間だけと考えられます。
運動をしたり、英語・日本語の勉強を自分でしたり、他の人と話す・ボードゲームなどをすることもあるそうです。

しかし、面会をしてよくお聞きするのは、「することがない」という声です。自分の好きな時に外に出られない、インターネットも使えない、そのような生活の繰り返し、いつ出られるかわからないストレス、などでだんだん元気がなくなっていく方もいます。

このフリータイム、以前はさらに短かったようで、実際に収容されていた方が、収容されているときに抗議して時間が伸ばした、というお話を、実際に収容されていた方からお話を聞くオンラインのイベントでお聞きしたことがあります。

品川の入管の掲示物を見ると、面会の時間もこのフリータイムとほぼ同じ時間だと考えられます。
時折、面会をしに行くと、シャワーを浴びていた方、運動をしていた方、ご家族と電話中だった方などもいらっしゃり、こちらの都合で来ていただくことに申し訳なさを感じるときがあります。

今回も読んで下さりありがとうございました!
みなさんは、このフリータイムについてどう感じますか?

次回も、収容生活について書こうと思います。ではまた!

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