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幸運は猫の手に!

 今日の譲渡会の会場は広い。葬祭場の方が猫の保護活動に理解があって利用を許してくれたのだ。勿論、私も設営から手伝う。床が汚れないようにビニールシートを敷き詰め、ガムテープで固定。猫の入るケージを指示されたとおりに配置してから、その中にトイレ用容器、餌用水用容器を1セットにしていれていく。

すべての容器に必要なものを入れたら、用意完了!明日の譲渡会、1匹でもいいから、うちの猫じゃなくてもいいから、幸せを掴んで欲しい。
 

当日、まだ小さく愛らしいグレーの毛並みをもつ仔猫が大人気。愛らしいうえに人に甘えるのが上手だ。譲渡会では大きくなった猫でも愛嬌があると
貰い手があるのだ。グレーの仔猫は、案の定、3組の家族から申し込みがあった。
 

この場合、申し込んだ順番ではない。NPO法人が各家庭に訪問し、最も飼育に適したと思われる環境の家族にトライアルをして貰う事になる。

やっぱり譲渡先が決まりやすいのは仔猫や愛想のいい仔。私の保護猫、ビビリ姉妹のAちゃんBちゃんは、今日もご縁がないかもと諦めていたところに1本の電話が!「兄弟猫で3カ月くらいで元気な仔は居ますか」との事。

「はい!はい!はい!わたしはい!」手を挙げてアピールする。幸いにも条件に適したのはAちゃん、Bちゃんの姉妹だけだった。誰にも遠慮することなくトライアルをお願いできる。 

電話の後、ご本人家族が会場に見え、姉妹なのに全く違う毛並みに満足してくださったようで、すぐトライアルに申し込んでくださった!私は宝くじが当たらなくてもいい。こういう時のために運を溜めておくのだ!

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