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産後できるだけ楽にハイパフォーマンスで働き続けるための準備について書いてみる〜これから妊娠を考える方向け①〜

私が出産をした頃(2012年/2015年)に比べると、
だいぶ職場の理解を得やすくなり、復職者が復職後の道を選べる環境になってきました。

(当時は100%時短勤務&マミートラックだったところ、炎上プロジェクトの代打PMとして復職してかなり無理して働いてキャリアの道を拓きました。。。)

選べるようになったのはすごくいいこと!

職場での理解が得られるよう働きかけてくださった人事、上司、同僚の皆さんに本当に感謝です。

そして、、、復職後に活躍し、道筋を作ってくれた先輩ママ・パパたちにも感謝。

私自身も同僚や後輩が産前産後休業、育児休業に入る前や復職後にさまざまな相談を受けることが増えてきましたが、
その中でも男性(休業希望者、上司・同僚)からの相談も増加していることに嬉しく思っています。毎回大手を振って送り出しながら。

しかしながら、以前よりも選べる環境になってきたとはいえ、復職後の道筋は誰もが自分の希望通りの道を選べるわけではない、というのが現実。

このNoteでは、

できるだけ楽に妊娠出産期を乗り越えるために、事前にできる準備

について、書いてみたいと思います。

①身体作り(妊娠しやすい体とかではなく、、)

なんと言っても妊娠出産育児は体力勝負です。
1〜3時間おきに起こされ、その間は育児にまつわるあれやこれや・・・
体も気持ちも休まることはありませんでした(特に第一子!)。

しかも、妊娠後はあまり激しい運動をして筋力をつけることはできないため、妊娠前の体力がベースとなります。

妊娠初期(〜妊娠15週)は流産リスクが高い時期(とはいえ、多くの流産は母体側原因ではないと言われています)であったり、悪阻がピークとなることで運動を積極的に行えない人が多い時期です。

妊娠中に運動を行いやすいのは妊娠中期以降(妊娠16週以降の安定期〜後期において医師が問題ないとする範囲)となります。
この時期に、妊娠の状態が順調であれば、マタニティヨガなどを通じて無理のない範囲で運動を行えます。

が!!!それは順調かつ運動環境があれば、という条件下。

まず、切迫流産(全妊娠の15%程度→うち半数が流産へ)などの高リスク妊娠と診断される場合は、入院や自宅での安静指示がなされることがあり、運動はできません。

かくいう私も第一子の妊娠中は切迫流産と診断され、ある妊婦健診日に突然医師から安静指示(活動時間は1日3時間制限の自宅静養として、仕事も休業)が出て、その後は全く運動ができませんでした。

さらに妊娠糖尿病と診断されて1週間の入院生活。とほほ。
体力はどんどんなくなるばかりでした。

また、妊婦向けの運動プログラムの多くは平日・日中の設定で、なかなか働く妊婦が参加できるものはありませんでした。(この辺り、なんとかしてほしかったなぁ!)

例)マドレボニータ
オンラインや教室で開催される産前産後のヨガ等プログラム

ということで、妊娠を考える前に、ぜひ運動をして体力をつけておいてくださいね!

そして、産後動けるようになったら、運動を再開すると運動をしなかった場合に比べて柔軟性の回復が早まるという研究結果があるようですよ。

私の経験では、産後の運動プログラムは体力回復ももちろんですが、特に大きかったのは気分転換効果!
そして赤ちゃんと一緒に参加できるヨガやピラティスのプログラムでは、その日
の夜に赤ちゃんがよく寝てくれるという副次的効果もあって、束の間の癒しとなっておりました。。

さて、長くなったので次回は「環境づくり」について書いてみたいと思います。

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