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[#1] ChatGPT-ish なsentenceとは

昨日、「書くこと」について書いた。
大学卒業を間近に迎えたの2022-23年、ChatGPTをはじめとするLLMが広く普及し、自分で何かを書くという機会が圧倒的に減った。自分が伝えたいことを箇条書きにすると、それっぽい文章にしてくれるChatGPTは私にとって、最強の助手となった。

しかしながら、これらのテクノロジーの発展は、私から学ぶ機会を奪っていった気もする。私の専攻はコンピューターサイエンスであり、常日頃からコードを書いている。今までは、何かわからないことがあればとりあえずGoogle。今では、とりあえずChatGPTだ。エラーを吐き出すCrackedなコードでさえ、彼らの手にかかれば一瞬で完成されたものになる。もちろん完璧ではない時もある。しかし、プロンプトを工夫すれば意外とうまくいくもんだ。

たいして努力もしないでも課題が終わる。完全に自分が書いたコードではないものを人に褒められる。もちろん、ChatGPTを使用有無については課題の最後に記載している。しかし、こんなにも簡単にやり遂げた感を醸し出せてしまうChatGPTを使用することに少し後ろめたさを感じることもある。現在通っている大学院ではChatGPT対策として、1 on 1 インタビュー形式の課題も加わった。AIが普及した中での成績の公平性も重要な課題だろう。もしかすると、数字で学びの度合いを表す成績という概念が、この時代にあっていないのかもしれない。

人知に代わるAIは、研究論文の執筆に使えるのだろうか?そのうち、アカデミックな世界でも、AIが書いた文章をAIがレビューするような世界になっていくのだろうか。そんな世界で、科学者は新しい知識の爆発についていけるのであろうか。

ここでの文章くらいAIに頼らずに書いてみたいと思う。
二日目もちゃんと書いて偉いぞ私!
おやすみなさい。
2024年7月1日

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