育休明けはモヤモヤだらけ

こんなあなたに読んでほしい

・今の仕事にモヤモヤしている方
・マミートラックに直面している方
・産休育休中で今後復職を予定されている方

まさかの後輩が上司！？

当時営業職のリーダーとして勤務していた私が、次は課長にと言われていたそんなとき、妊娠が分かり産休育休を取得することになりました。
育休が明けて職場に復帰すると、後輩が私を飛び越えて課長に昇進していました。後輩は優秀だったし、職場の上司からも「ごめんね、でも人手が」と説明を受けていました。うん。事実として私は休んでいたわけだし、仕方がない。頭では分かっていました。
でも正直なところ、すごく悔しかった。
私の育休明けはそんな思いからのスタートでした。

これがマミートラックというやつか

復職する前に、組織も少し様変わりしていました。私は以前の営業職に加え、もう１つの部署のポジションを引き継ぎ兼務する条件で戻りました。もともと新しいことをするのは好きだったので、変化には抵抗なく戻れたのですが、問題はありました。

産休前はある程度の裁量権を持って、自分で決めながら仕事を進めることができていたのですが、引き継ぐべき業務が「コピペする」「印刷して数える」という作業レベルの仕事だったのです。
退職される先輩ママからの引き継ぎで、やむを得ない事情もあったのかもしれませんが、私は思わず「この仕事は楽しいと思いますか？」と聞いてしまいました。
「楽しくないしモチベーションも上がらないけれど『無』になってやっていた」という返答を聞き「同じ会社に、こんな仕事をしている人がいたなんて」と私は軽くショックを受けました。

働きがいの重要性とFIREを目指す意味

すぐに役員を捕まえて直談判です。「育休明けは大変だからといって過剰な配慮はいりません。新入社員以下の仕事をするために私は戻って来たんじゃない！」ってもう好き放題（笑）
でも、この状況は変えなきゃ、と強く思ったんですよね。
とにかく決まった作業は型化して外注。今までの私だったら、与えられた環境の中で妥協しながら適応していったのかもしれない。
でも子供を産んだことで、「こんなにも大切な存在を、保育園に預けてまで仕事をするのであれば、やりがいを大事にしたい」と強く思ったんです。母は強しです（笑）。

あの時、勇気を出して声を上げたことで、徐々に私自身の志向に合った仕事を振ってもらえるようになりました。今振り返ると、私にとって大きな経験になったなぁと思っています。

どんな人にも働きがいが大事

私だけではなく、一緒に働くみんなにも働きがいを感じてほしいとプロジェクトも立ち上げました。まだまだ道半ばではありますが、少しでも自分の経験が誰かの役に立てばと思い日々邁進しています。
とはいえ声を上げて突き進んでも、もやもやすることはあります。雇われて組織の中で働くことを選んでいる以上、これはきっと変わらないのだろうと思います。（だからこそFIREを目指したい！という思いもあります♪）

そしてもう一つ。
大切なこどもを授かったことも、育休を取ると決めたことも、自分の選択。その選択を大切にしたいと思っています。

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FIREママ『すず』