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俺達の人生は大三元四暗刻単騎待ち

なんか色々ありすぎていっちょんなんも覚えとらん気もするし全部覚えとる気もする。
麻雀のルールを覚えた。ぺっちゃんは高校生の時から麻雀をやっていてルールを完全に把握しているので教えてもらいながら覚えた。あの日なんで俺たちは吉祥寺におったつかいっちょん覚えとらんけど麻雀やるために集まったんじゃなくてなんかその前にやっとった気もするし、意外ともうなんも覚えとらん。めんどかけん母なる言語熊本弁で書きます。とりあえず吉祥寺で麻雀ばやって、へ〜おもしろっこれ、て思って何日か経って次は高円寺でやったけど、高円寺の雀荘がたいぎゃ良くて、雀荘という空間が好きになった。熊本弁らく〜〜〜本当は熊本弁でずっと喋りたい、だけど通じらん事が多いしなんかもう今ではストッパーが働いて口から発される前にかなりの強さでブレーキがかかる。
四暗刻で天牌。震える。

本当に手が震えてびっくりした。雀荘は安いし飲み物が豊富で何杯でも飲んでいい。食べ物持ち込んでもいいからコンビニで買った舞茸おこわとか食べながら「カン」て言ったり「ポン」て言う。

最近なんでか色んな瞬間に彼女と初めて手を繋いだ日のことを考えていて、雨が降っていた。なんで手を繋いでくれたんだろう、とかをずっと考える。最近変な帽子を買ったらしく、二人で都会で遊んでいると周りにはそんな変な帽子をかぶっている人はもちろん一人もいなくて、そしてその変な帽子はとても似合っていて、ふとした瞬間になんでこの人この帽子かぶってんだろうと思ってハッハッハ、と笑ってしまう。

『東京オリンピックまでにどうにかしたい七個のこと』が始まりました。俺はとてもおもしろいと思っている。観てね。
https://www.youtube.com/channel/UCTcHozZZxArAMrM1P7dIr4g

『誰かの日記』を有料化しまして、ありがたいことに、思っていたよりも多くの方が登録してくださって、嬉しい限りです。自分でもこれはとても良いものが書けている実感が強くて、もっとみんなに読んでほしいな〜と思ってます。

https://note.mu/firedancesippai/m/m69ec7f88d260

↑こんな風に、書き終わった瞬間直接メールでお届けしております。ちゃんと未だに毎日書いてますよ。まだ登録してない人は、是非是非。おもしろさ、楽しさ、を100%保証します。
最近よく思うんだけど、ものかきは喜怒哀楽に代表されるそのような感情達の発生を100%保証しなければいけないんだな、と。信頼に成り立つ商売なのだな、と。だから、絶対におもしろいものを読めますよ。と断言しておきます。

相変わらずストファイも少しずつやっていて、少しずつ強くなっています。春麗を使っているけど、とりあえずリュウを頑張った方が楽しそうだなあ、と思っている。中足波動という一番基礎的な練習を何回も繰り返す。完全にスポーツ。そして成長の速度は遅い。でも確実にできることが増える。ゆっくりと、可視化された状態で。昇竜→セービングキャンセル→真空波動はいつになったらできるのだろう。いつか。もうポテサラとぺっちゃんには負けない。と思っていたけど、全然負ける。二人とも強か強か。俺は二人よりも全然練習しとるのに、下手。もちろん野試合でも全敗。みーんな強い。でも負けても楽しい。負けても凄い笑顔で「うわ〜〜〜、楽しかった〜〜〜」て思う。勝つことが好きなんじゃなくて、もうストファイを巡る全体が好き。

バカリズムさんのオールナイトニッポンGOLDに一時期熱心に投稿しており、そこでよく耳にしていたラジオネーム「落合のダッチワイフ」くんに会った。繊細さを大胆さで包んだ甘いキャンディーみたいな人だった。つまり同士だと思った。下北沢のトロワシャンブルでチーズケーキを食べてアイスコーヒーを飲んで、またみんなでストファイ。落合くんも強かった。俺だけ弱い。悲しい。俺と落合くんは下北沢のマックの前で待ち合わせをした。合流するなり、あ、どうも、はじめまして、とやり、落合くんは「あ、タバコ吸いたいな〜」というようなことを言って、そのあと「思ったより大きいですね」というようなことも言って、一瞬で「わあ、優しい人だ」と思った。言い方とか仕草とか雰囲気とか、具体的にどうだったら良くてどうだったら悪いとかはわからないけど、そういうものはやっぱりものすごいスピードで伝わるし、多分嘘をつけない。嬉しくなった。
落合くんは「狂オシキ鬼」というキャラクターを使って、俺は「春麗」を使った。既に負け続けていた俺は最後の挑戦で二勝二敗にまで持ち込んだ。そしてお互いの体力ゲージは残り僅か。小パンチか削り(ガードの上から攻撃すること)でも死んでしまうという手に汗握る状況で、落合くんは波動拳(ビーム的なやつ)を撃ってきた。俺はその瞬間ウルトラコンボのコマンドを入力した(←タメ・→・←・→・弱中強K同時押し)。負けたと思った。なぜならビーム的なやつを撃たれているのに、避けるという選択をできなかったからだ。するともちろん春麗は律儀にウルトラコンボを始めたんだけど、なぜかビーム的なやつを抜けて落合くんの鬼を蹴った。勝った。笑った。ウルトラコンボは弾を抜けるらしい。また一つ勉強になった。落合くんはゲームセンターの外で「悔しいな〜」と言っていた。
バカリズムさんのオールナイトニッポンGOLDで俺は「架空○○日記」というコーナーに熱心に投稿していた。毎週月曜日、大学のゼミが終わって家に帰ってきて、洗濯物を部屋干ししながら必死に聴いていたあの日々のことを、下北沢のゲームセンターで思い出していた。


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