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FM-Aとの出会い、そしてフレキの集大成

ミニ四駆を初めて半年程経ったとき、ギミックやフロント提灯が速さの秘訣ではないと感じ始めました。
サンダーを買ってモーターを慣らした時、目に見えて速度域が上がったからです。
それでも上位勢のスピードには追いつけず、シャーシを色々試してみようと思ったんですね。
そこで原点回帰の方軸。
ホームサーキットでバカ速いFM-Aのレーサーさんがいて、FM-Aを組んでみることに、、
テキトーなギミックの端材からとりあえず走れるように組んでみて走らせた時、FM-Aシャーシのポテンシャルの高さにびっくりしました。
慣らしてもないパワダでそこそこいい出来だったMAのタイムを越してしまったんですね😊

その後フロント提灯を改良したり2STEPアンカーにしたりとギミックを組み直し、更に慣らしたパワダを詰んだ時もうだいぶタイム差が開いてました。

FM-Aシャーシのいい点を挙げるとすれば、
・大径タイヤをトレッド詰めて履ける
・モーター交換が速い
・リアバンパーカットが要らない
・スロープでの飛びが両軸より前のめりになりやすい
・ダッシュ系モーターの選択肢が3つある
・ギアのクリアランスを調整しなくても速い、てか下手に触らない方がいい

イマイチな点は
・LCが入りにくい
・フロントバンパーカットした後の底上げが難しい
・フロント提灯の場合モーター躱すのが面倒
・ボディ乗っけにくい
ですかね
致命的な欠点はあまりない印象です

マッハフレームかっこいいですよねー
初号機と弐号機カラーで塗装も何となく覚えてきた感じで、、
このあたりで3000円のバッテリー式リューターからコンセントタイプのリョービホビールータ(HR-100)になり、ペラタイヤ作りをルーターでやるようになりました

そして大の苦手だったペラタイヤ作りもそこそこできるようになり、1本45分程かけて作ったのがこのマルーンペラ。
コツはシャフトの芯がブレないことと、仕上げでした。
目標のタイヤ径から0.5mm手前までデザインナイフで荒削りして、あとは面だししながらダイヤモンドヤスリをやさしーーく当てる。
やさしーーくが肝心で少しでも焦って強く押し付けると溶けます。
時間をかけてゆっくり作りましょう。
0.1mm手前まで来たら、ユニクリーンを100均の激落ち君スポンジに付けて1分程磨きます。
これでかなり面が綺麗になりました。
ある程度走らせて汚れたタイヤをユニクリーンで磨きあげると復活するのでオススメです。

んで、ある程度のペラタイヤが出来上がったのでフレキのガチマシンが組みたくなってきたのです。

モーター慣らしもやって、マルーンペラで、色々組んでそこそこ覚えたギミックで、塗装ももうちょい頑張って、
今できる加工を全て頑張ってみようと思い、フレキをもう一度組むことに、、、

前後アンカーで別体フロント提灯、ボディはモンエナ塗装😌
1年の集大成でした
フロントの斜めブレーキでスロープ上り2枚着地を入れれるようになりました。
ローラーベースは130mm
少し長い気もするけど、前のアンカーの構造的にこれより後ろに下げられなかったんですね〜
あとは強化ギアカバーを前後で切って、直カーボンで繋ぎ渡しました。

モーター固定にも一役買うし、なによりフロント提灯の邪魔にならないのがいい。
このやり方がいいのかとか、速くなるとかはそこまで分かりませんが、なによりかっこいいし、ガチマシン感が出る、、、そんなもんです

このモンエナフレキマシンが自分の中でかなりいいタイムで走ってくれて、今でもメインマシンとして活躍してくれています。
前後アンカーということもあり、ある程度雑な飛びをしても入っちゃうし、前後赤ブレーキ貼れば2枚着も入る、そこそこ回るモーター入れても完走しちゃうってのがずるいですね
VZで頑張って組んだやつはスロープくだり1枚着が全然入らなくて1週間も経たず解体されましたが、フレキだと下りスロープで悩んだことないですもんね


シャーシはモンエナマシンと同じ加工で、前後ギミックを違うものにしたのがこのライキリ。
初めて店舗レースで1位を取ることが出来ました✌️
タイムアタックでも上位で、ミニ四駆の成長を実感できました。


まとめ
ミニ四駆の速度を決めるのは電池、モーター、タイヤです
多分他のサイトやYouTube、Twitterでも同じことが言われていると思いますが、それに尽きます
私はギアの位置だしやベアリング シャフト等の選別はあまり詳しくありませんが、この3要素は速度アップを実感出来ました
最初のうちは見よう見まねでギミックを組んだり思いつきで色々加工して失敗するといいと思います。
必要なものと要らないものが見えてきます。
しろっこさんが動画で言っていた事ですが、勿体ぶらずに今持ってる知識と技術でガチマシンを組めと、
それを何回も繰り返すうちに、必要なものと要らないものが見えてくる
私もそれを聞いてその通りだなーと思いました。
始めたての頃やっていた加工が、何が良くなかったのかが見えてきます。

長々と書きましたが、別に私自身特段速いわけでもありませんし、ホームサーキットにはもっと速いレーサーさんは沢山います。
ミニ四駆は速さが全てではなく、加工する過程やコースを攻略するためにあれこれ考えるのが楽しみなのです。
所詮ホビーに過ぎませんが、新しくマシンを組む時のワクワク感、これがたまらないんです

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