#60【投資編】日本の人口動態から今後の投資先を考える。

みなさんこんにちは!しみーです。

投資をする上で、その国の人口が増えるのか減るのかで、国の成長力がある程度判定できます。

今回は、「人口動態」に着目して今後の投資先について考えていきたいと思います。

まずは結論

日本の人口は2014年をピークに今後減少していく。
2014年の約1億300万人をピークに減少し、2050年には9515万人、2100年には4771万人となる。

世界人口は今後増加し2100年に頭打ち。
2019年では77億人、2050年に97億人、2100年ごろに110億人を達成し頭打ち。

世界人口増加国上位9か国は、インド、ナイジェリア、パキスタン、コンゴ、エチオピア、タンザニア、インドネシア、エジプト、米国です。

・日本のみの投資は現実的ではない。
・米国株一本よりも全世界の成長に連動する株式のほうがアフリカ、アジアの成長に追従できる。

解説

日本の人口動態の推移

日本の今後の人口はどのように推移していくのでしょうか。
以下をご覧ください。

参考:我が国における総人口の長期的推移

https://www.soumu.go.jp/main_content/000273900.pdf

上記のグラフは、総務省が公開している日本の人口動態の推移です。
日本の人口は、以下のように推移していきます。
・2014年 約1億3000万人でピーク
・2030年 約1億1000万人
・2050年 9515万人(1億人を切る!!!)
・2100年 4771万人(5000万人を切る!!!)

日本の人口減少は80年の間に1/3程度に減っていくであろう驚愕の事実があります。
必ずしも統計上のデータ予測なので多少のずれはありますが、人口が急激に変化することは考えにくいので、このままの推移で行くと統計に沿った変化になると考えられます。

また、人口減少に反比例して、高齢化率は増加していきます。

つまり、人口が減少して高齢者が増加する。
働ける人が減り、日本の成長が止まりつつある!!!

今後人口が増えると予想される国

次に、世界的に人口が増える国はどこか考えてみましょう。
以下のサイトを参考にしました。
国際連合広報センターが公開している世界人口の推移についての見解です。

世界人口は、以下のように推移していくと予測されます。
・2019年 77億人
・2050年 97億人
・2100年 110億人(このあたりでピーク)

今後、2050年までの世界人口増加国上位9か国は、インド、ナイジェリア、パキスタン、コンゴ、エチオピア、タンザニア、インドネシア、エジプト、米国です。

特に、インドは2027年ごろ中国を抜いて世界最大の人口国になる視察です。
また、サハラ以南のアフリカ人口は、2050年までに倍増すると予測されています。

つまり、日本除くアジアとアメリカ、アフリカが人口が増加していくことが分かります。

私たちはどこに投資するべきか

では、今後の人口動態の変化を学習して、私たちは今後どこに投資していくべきでしょうか。考えていきましょう。

前提条件として、長期投資前提でインデックスファンドに定期積立投資するとします。短期投資や個別株投資は対象外です。
期間は、2020年~2100年を想定しています。2000年生まれの人が20歳で投資を始めて100歳までを想定。

1.日本株のみの投資はお勧めしない。
日本株のみの投資はお勧めしません。
理由としては以下の3つです。
・日本の人口減少が顕著であること
・高齢化率が増加すること
・日経平均はバブル崩壊前の最高値をいまだに更新できていない

日本株のインデックス投資はリターンがあまり見込めません。
日本株を買うとしたら高配当日本株を検討した方がいいでしょう。(今回は対象外ですが笑)

2.全世界株のインデックスファンドに投資するべき
おすすめは、全世界株式のインデックスファンドに投資することをお勧めします。
全世界株を投資していても経済大国である米国株式の比率が高い状態で、米国株式のみでいいとも思いますが、私は全世界株のインデックスファンドが良いと考えます。

全世界株式の構成銘柄は米国株の比率がとても高いです。
しかし、今後アジアやアフリカなどの新興国の経済が発展し2050年や2100年にどの国がトップに君臨しているか予測できません。
そのため、全世界の株式に投資しているインデックスファンドに投資することがおすすめだと考えます。
どこかの国が成長してどこかの国が衰退しても総合的に世界人口は増え続け経済は成長すると予測できます。
一つの国に依存することなく投資できるのが強みです。

3.おすすめの証券会社と銘柄
ここを読んだ方はお目が高い!
私のおすすめする証券会社は「SBI証券」です。
私のおすすめする銘柄は「VT」です。
これで投資基盤はばっちりです!

まとめ

お疲れ様でした。
今回は、日本と世界の人口動態を分析し、今後の投資先を検討しました。
結論としては、日本の人口は減少。世界の人口は増加し、全世界株式に投資するとよいと言った内容でした。

投資には、リスクがあります。必ず上がるという保証はありません。
あくまでも統計データを分析した予測となり、私個人の見解です。

最終判断は自己判断でお願いします。
資産を形成しお金に困らない人生を送りましょう!

ではまた!


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