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希望は希望のままという戦略

今日は、
「価値がある」とはどういうことか、
お話したいと思います。

あなたじゃなきゃダメなこと。

それでは始めましょう。


▼ 「価値」とは何か考えてみましょう


「価値」さえ分かってたら、
仕事で客に物を売るのも、人に自分を売り込むのも簡単になる。

目の前に突然、象の置物を見せられたとしよう

そこで私は言う。

「これは、滅多に手に入らないものなんだ」

まさにそこなのだ。

人間というのは、
「良いもの」に価値を感じるわけではありません。

「少ないもの」に価値を感じるんですね

ダイヤモンドと同じくらい光るガラスが作れたとしても、
依然としてダイヤモンドに価値があるのは、
数が限られているからです。

なので人に物を売るときは、
どれだけ手に入りにくいものかを
感じさせることが大事なんです。

例えば、
本来であれば手に入らないはずの像を手に入れたときは、
経験したことのないような幸福感に包まれるはずです。

つまり、希望を感じさせることが、金を生むということ。

宝くじとかパチンコだってそう。

人は、
「お金が増えるかもしれない」
という希望に金を払う。

人からその希望をいかに引き出すか、
これがお金持ちになる秘訣なのだ。

確かにその通りな気がしてきた。

さらにここからが重要なポイントなんだけど、
その希望、叶えたらいけません

人間というのは、
希望を叶えたら飽きてしまいます。

だから希望は希望のまま。

つまり叶えないようにしないといけません。

もし、
誰もが必ず成功しますというダイエット法があったら、
ダイエットの会社が潰れてしまいます。

ダイエット産業とは、
人を確実に痩せさせるわけではありません。

「痩せられるかもしれない」
という希望を売っているのだ。

最初に話した、象の置物だってそう。

普通の置物じゃない、
滅多に手に入らない高級な置物だからこそ、
希望を与えることができる。

これを人に置き換えるとどうなるか。

まず大事なことは、
相手があなたに価値を感じるように仕向けなくてはならない。

そうなると、人はあなたに近づきたくなる。

しかし、
ここで簡単に仲良くなって距離を縮めてはいけない。

自分を売り込むこととは、
相手に希望を持たせつつ、
希望が叶わない状態を作ることなのだから

ツンデレとはよく言ったもので、
まさに自分の価値を、最も効果的に生かす表現である。

希少価値を演出することが、価値を生むということなのだ。



なるほど。

価値というのは、
希少性が高いと思わせることなんですね。

具体的に、
「あなたの代わりは、いくらでもいるよ」
と言われるのか、
「あなたがいないと、仕事にならない」
と言われるかの違いのようです。

ただ残念ながら、
一部の専門職を除いて、
ほとんどの仕事は
「あなたがいなくても何とかなる」
ことが多いものです。

つまり、
忙しく仕事をしているように見せるのは、
自己満足でしかないということです。

そう考えると、
私が思う人の価値とは、
「あなたがいることで、職場の雰囲気が良くなる」
そんな存在であることです。

♯価値 ♯希少性 ♯希望が叶わない ♯ツンデレ

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