見出し画像

大きな石の法則をどう解釈するのか

こんばんは。

今日は、ベストセラーのオリバー・バークマン著書
「限りある時間の使い方」から、
大きな石の法則についてお話したいと思います。

▼ 可能性を狭めると、自由になれる

人生は先延ばしの連続だ。

やりたいことを全部できるわけがないのだから、
誰もが大量の先延ばしアイテムを残して死ぬことになる。

大事なのは先延ばしをなくすことではなく、
何を先延ばしにするかを賢く選択することだ。

本当にやりたいことができるように、
その他をあえて放置する。

何らかのタイムマネジメント術が役に立つかどうかを知りたいなら、
「やらないこと」を正しく選ぶのに役立つかどうかを見ればいい



「ビッグロック(大きな石)の法則」をご存じだろうか。

最初に言い出したのは、
『7つの習慣』で有名なスティーブン・コヴィーだが、
これが生産性オタクのあいだで大人気になり、
現在に至るまでさまざまなバージョンで
うんざりするほど語り継がれている。

こんな話だ。

教師が教室に入ってくる。

大きな石をいくつかと、
小石を一握りと、砂の詰まった袋と、大きめの瓶を持っている。

さて、教師は生徒たちに言う。

「ここにある大きな石と小石と砂を、ぜんぶ瓶に入れてみましょう」

生徒たちは、どうやらあまり頭が切れるほうではないらしく、
小石や砂からどんどん入れていく。

すると大きな石が入らなくなる。

教師はそれを満足そうに眺めてから、
したり顔でお手本を見せる。

まず大きな石を入れ、次に小石を入れて、最後に砂を入れなさい。

そうすれば大きな石の隙間に小さな石がきれいに収まりますよ、と。

要するに、もっとも重要なことから手をつければ、
重要でないことも含めて全部終わらせられるという意味だ

逆の順番でやろうとすると、
重要なことをやる時間がなくなってしまう。

ここで話は終わる。



ただし、これはイカサマだ。

そもそも教師は、瓶に入るだけの量の石しか持ち込んでいない。

大きな石は何個入ると、前もって確認していたわけだ。

でも時間管理の本当の問題は、大きな石があまりに多すぎることにある

そもそも実生活では、大事なことのほとんどは瓶に入らない。

だから本当の問題は、
大事なこととそうでないことを区別することではない。

大きな石(大事なこと)がたくさんありすぎるときに、
いったいどうするのかということだ




私も以前、この話(大きな石の法則)を聞いた時に、
「なるほどな、まずは本当にやりたいことから始めなきゃいけないのか」
と思い、とても印象に残っていました。

しかし今回の著者は、
人生の時間管理では、大きな石が多すぎることが問題だと言います。

限りある時間の使い方、さてどうしよう。

続きは、また今度。


♯限りある時間の使い方 ♯オリバー・バークマン
♯大きな石の法則 ♯大事なこと 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?