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人を注意すること

こんにちは。

今日はレス・ギブリン著書「人を動かす原則」から、
注意するとき気をつけたいことをお話したいと思います。

▼ 相手を注意する方法を工夫する

人間関係で犯しがちな間違いのひとつは、
他人の自尊心を傷つけて自分の自尊心を高めようとすることだ。

「あなたのためを思って言っている」と言うとき、
実際はたいていそうではない。

自分のプライドを満たすために相手の非を指摘しているだけである。

もちろん、
一緒に働いている人たちの間違いを指摘しなければならないこともある。

正しいやり方ですれば効果があるが、
そのやり方をマスターしている人は意外と少ない。



相手に注意を与えるときの効果的な方法はあまり知られておらず、
ほとんどの人はそれがうまくできないために、
「人を注意する」
という表現自体がいやな響きを持っているのが実情だ。


相手に注意を与える本当の目的は相手をこき下ろすことではなく、
相手をよりよくすることである。

言い換えると、
相手の気持ちを傷つけることではなく、
相手がよりよい仕事をするように指導することが目的なのだ。



「注意する」「指摘する」
という言葉の響きには、
確かにネガティブなイメージがあります。

嫌な気分になったり、
恥をかかされたという経験がある方も多いのでは。

私が思う注意の仕方は、
みんながいる前だとか即座にという方法ではなく、
二人きりの場所で、
まず相手の言い分を聞いてから行うのが効果的だと感じます。

「今やろうと思ってたんだけど…」
「自分はこう考えたからやったのに…」

こんな思いがあるまま、
いきなり注意されるのは反感しか湧き上がらないような気がします。

それでは、また。

♯レス・ギブリン ♯人を動かす原則 ♯注意 ♯自尊心

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