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人から嫌われたくない人間の何が問題か

おはようございます。

今日は、稲盛和夫の明日からすぐ役立つ15の言葉から、
人に嫌われたくない気持ちについてお話したいと思います。


「嫌われたくない」という利己心が、人をダメにする

部下をかばうから、部下が育たない。

この言葉は、当時の私にとって衝撃的でした。

「すべて私の責任です」

稲盛さんは、私の耳当たりのいい一言で、
私のつたない「上司論」を見抜いてしまったのでしょう。


おそらくは、
今の段階で私の考えを否定、修正しておかなければ、
自分の部下である「私」が育つこともない、
と判断されたのかもしれません。

「自分の部下が、
何かの誤解のようなもので窮地に立たされているのなら、
上司としては、かばってあげるのが当然だ。
しかし、自分の部下がミスをしたのなら、
上司としては、厳しく注意しなくてはならない。
なぜ部下を厳しく注意しないんだ?」

「お前は人から嫌われたくないから、
部下を厳しく注意することもできないんだ」


稲盛さんのこの言葉も、図星だったように思います。


たとえば、私が「すべて私の責任です」という言葉を口にする。

そのとき私の中に、稲盛さんから、
「大田、お前も、なかなかいい上司になったな」
と褒めてもらえるかもしれない、
という利己心がなかったとは言い切れません。

稲盛さんの言葉で、
私は自分の利己心を目の前に付き出された思いがしたものです。


「人から嫌われたくない人間では、
部下を育てることも、強い組織を作ることもできない」


自分のこれまでの「上司論」の至らなさ、未熟さに気づかされました。

それでは、また。

♯稲森和夫 ♯明日からすぐ役立つ15の言葉
♯嫌われたくない ♯かばう ♯私の責任です

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