2021年5月末の資産状況・ポートフォリオと保有している個別株一覧

【現在の状況】

43歳男性会社員子供3人持ち家無し車無し保険無し。金融資産が1億3千万円ありますが、全く興味も関心もなく、ひたすら苦痛でしかない仕事を続けています。理由はあと2年弱働くことで一定の勤続年数に達し、退職金が350万円増加することがわかっているから。
そこで、それまで働くべきか、そんなこと気にせずさっさと会社を辞めてしまうべきか迷っています。
当初から半年ほど経った、現在の資産状況と個別株の保有銘柄になります。

【資産残高とポートフォリオ】

上にも書きましたが5月の時点で資産残高が1億3千万円を超えました。

現預金       1.0百万円      0.8%
個別株 日本株   1.4百万円      1.1%
投信  日本株    14.6百万円   11.2%
投信  米国株    72.5百万円   55.7%
投信  先進株    20.8百万円   16.0%
投信  新興株    13.7百万円   10.6%
投信  リート   6.0百万円      4.6%
合計       130.0百万円    100.0%

一番最初の投稿が2020年10月19日で、その時の総額が107百万円でしたのでその時から23百万円増えたことになります。半年ちょっと何もしないのに年収を軽く超える金額が増加したことになります。

前回から個別株(日本株)を2.5百万円売ったのですが、代わりにSBI全世界株式インデックスファンドを買っ(てしまっ)たので、ただでさえ低かった日本株のウェイトがさらに下がってしまいました。

今は米国株も順調に上がっていますが、いずれ潮目の変わるときも来るでしょう。為替もここのところ何年も小幅なレンジ内に収まっているのでほとんど気にしなくなっていますが将来もずっとこのままというわけにはいかないでしょう。そう考えるとやはり今のポートフォリオはちょっと米国株に片寄りすぎかなという気がします。

ただ、買い増しリバランスするには全体の金額が大きいので、どうしたものかと思っているところです。

【個別株の内訳】

    会社名     株価  配当金     優待内容
2652 まんだらけ    59,100  1円 5,000円分の店舗で使える優待券
3059 ヒラキ    102,600  20円 2,000円分の自社製品優待券
3198 SFP      139,300  0円 4,000円分×2 飲食優待券
3387 クリレス   160,200  0円 2,000円分×2 飲食優待券 200株
8267 イオン    298,150  36円 キャッシュバックカード(3%)
8591 オリックス  198,000  78円 5,000円分のカタログギフトその他
9612 ラックランド 263,800  25円 年4回合計13,800円相当の名産品等
9861 吉野家    201,300  5円 3,000円×2 飲食優待券
9978 文教堂         7,900  0円 5%割引カード
合計         1,430,350 165円 配当+優待の利回り4.5%

コロナで大きく下がった時や気が向いてなんとなく買っていったものが40銘柄400万円程度ありましたが、だいぶ処分した結果、残ったものが上のものになります。

まんだらけは保有1年を越えているので優待が2,000円から5,000円へ増額、優待利回り10%弱、子供の漫画を買うためのものです。

ヒラキは子供用の汚してもいい靴を買うのに持っています。通常だと5,000円以上買わないと送料が無料になりませんが株主優待だと5,000円未満でも送料無料なので助かります。

クリレスは優待の使える店が多かったので持っています。SFPも同じような感じで買いましたがこの中で唯一含み損になっています。クリレスは家族4人分持っています。

イオンはまいばすけっととピーコックで買い物をすることが多いので3%のキャッシュバック目当てで買いました。

オリックスは配当と優待を合わせた利回りが高いのでずっと持っています。株主優待のカタログギフトは他の銘柄でも過去に色々もらってきましたが、オリックスはいくら相当という意味で一番値段に見あったものをもらえる気がします。また車を持っていない身として、近所にあるオリックスレンタカーとオリックスカーシェアが安くなるのもありがたいです。それ以外の点としてオリックスはコングロマリットディスカウントというんでしょうか、株価がずっと割安になっている(と思っている)ので、いつか正当に評価されるようになった際にどかーんと株価が跳ね上がってくれることを期待して持っています。オリックスも家族4人分持っています。

ラックランドは1,500円くらいのところで買いました。単純に年4回優待がもらえるのは嬉しいです。株主優待は内容もそうですが単純に回数が多いと頻繁に何かもらえて嬉しいというのがあります。毎月分配の投信は経済的に損なので持っていませんが、毎月分配金をもらえるのが嬉しいというのはたぶんこれに似たものがあるんじゃないかなという気がします。

吉野家はなんとなく買ってそのまま持っています。最近かけうどんの値段が上がってしまいましたが、以前ははなまるうどんで天ぷら定期券と組み合わせてお昼御飯をただみたいな金額で食べていました。今は在宅が増えたのでもっぱら牛皿ファミリーパック引換券になっています。

文教堂は倒産覚悟で最近買いました。近くにある本屋が無くなってしまっては困るので、今後新刊本はこの5%引きの優待を使って文教堂で買おうと思っています。

とまぁ、それらしい理由を書いていますが、オリックスとまんだらけと文教堂以外は売っちゃってもいいかなとも思っていたりもします。

ヒラキは代わりの靴屋が見つかるし、SFPとクリレスに代わる外食はいくらでもあるし、イオンのキャッシュバックもP-ONEカードで1.3%戻ってくるから、たかが1.7%のために個別株を保有するリスクを取る必要があるかどうかよくわかりません。ラックランドも利確すればこの先数年の優待分を先取りできます。吉野家は無ければ無いで別に困らないし。

前はビックカメラなんかも持っていたのですが、優待があっても使わないまま期限ギリギリでビールに変えてしまうことが多かったので売ってしまいました。

株主優待が個人株主側から見て経済的に合理的なのかどうかわかりません。ただ、仮に合理的でないとした場合でも、上のラックランドのところで書いたように、株主優待は経済的な合理性云々よりも、もらいものなので使いやすい(メンタルアカウンティング)→使うと得した気がする、定期的に優待を送ってきてくれることが満足度を高めている(現在バイアス)、といった部分で人気があるというのもあるのでしょうか。

毎月分配型投信は経済的に損だと考えるので持っていませんが、なんとなく優待株は少し持ってみたくなります。なぜかは自分でもよくわかりませんが、仮に優待株が経済的に合理的でないとしても、経済的に合理的であることが必ずしも効用を高めてくれるわけではないので、経済的に合理的でないと知りつつ少額使って効用を高めるために優待株を持っているのはありかなと思っています。

特にインデックス投資はひたすら買って持ってるだけなので、あえて少し踏み込んで言えば、もはや面白味は何もありません。そういう意味では、私にとって優待株で損した得したと気分が上下するのはインデックス投資に伴う必要なコストなのかもしれません。

またはそもそも、インデックス投資と優待株投資のどちらもたまたま投資というカテゴリーの中で語られているだけで、実は全く目的が異なっているため、本来同一水準で語るべきものではない全然別のものなのかもしれません。同じ将棋の駒を使っているからといって、本将棋とはさみ将棋を同列には語るわけにはいかないというような。

何か面白い優待株ないっすかねぇ。

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