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制作。

今日は制作の過程を少し。

つまみ細工 自体どのように作られているか。

先日アンケートをとってみたところなんとなくご存知の方が大多数。これには実は驚いておりました。だって今ではつまみ細工に触れている私ですが、2年…いや1年半程前までは全く知らなかったのです。

「布を折り紙のように折って作っている」

と知っている方が沢山。皆様すごい。


そして私のつまみ細工ははっきり言って独学です。

習いに行ったこともなければ、講師のような素敵な資格を持っているわけでもありません。

基本的な作り方を知りたくて1冊購入した本があります。ぐらい。

なので、つまみ細工としての常識や慣例などをすっ飛ばしているような作り方かもしれません。

ただただ「小さく楽しく作りたい」の想いなのです。

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基本的には「正方形の布を折り紙のように折って形作る」とこうなります←

この写真は5ミリの布を折っています。

私の作品の中では気持ち大きめ。

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【きんもくせい】の花弁です。

直径12ミリのお皿の中には主役であるつまみ細工に合わせて、スワロフスキーやブリオン。時にはパール。

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作品によってその時の思い付きで合わせる物は変わります。

この耳飾りはお花部分が二重に重なっているのでまた雰囲気が変わりますね。

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こちらは藤の花を。

イヤリング展8 (1)

こちらは刺繍とつまみ細工の融合です。

市松模様を刺した生地につまみ細工を貼り付けて。

スワロフスキーの色を変えるだけで「花/葉」「空気泡」の表現が変わる面白い作品でした。

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こういうのは「半くす」といいます。

正方形の生地を三角→三角→三角と、3回折ると花弁の一つが出来上がります。

ちなみにこのサイズの半くすで2時間はかかります。

土台の準備を含めるともっとですね。

米粒大のものを一つ作るために2時間背中を丸めてひたすらに手元10cm四方程度の作業スペースでちまちまちまちま…

もう変態ですねヽ(*^ω^*)ノ

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そして色々合わせて詰め込んで。

合わせられるためにスワロフスキーは様々な色でミリ単位のサイズ違いでいっぱい買い込んであります。

その中で選びながら配置しながら。

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ただひたすらにその繰り返しです。

ただただ丁寧に優しく細やかに。

ちなみにこのバングルの幅は約4ミリです。

遠目にはつまみ細工とは判らぬ…ヽ(*^ω^*)ノ

だからこそまた面白いと思うのであります。


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私には小さなサイズが作りやすいので大変ではなく楽しい時間。

少しずつ進んで皆様へお届けできたらなと思う日々であります。

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