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6/23(日) 宝塚記念 他1レース

*馬場状態等により印が変化することもあります


🥀宝塚記念🥀
◎ローシャムパーク
○ソールオリエンス
▲ドウデュース
△ディープボンド
△シュトルーヴェ

本命はローシャムパーク。理由は実に単純。二強に並び立つポテンシャルの持ち主はこの馬しかいません。元々ポテンシャルだけでセントライト記念を好走した素質馬。本格化が始まってからはむらさき賞、函館記念、オールカマーと3連勝を重ね、その際にブローザホーンやゼッフィーロ、そして弱体化後とはいえあのタイトルホルダーを完封。大阪杯もかなり強引な競馬で勝ちに等しい2着。中距離GⅠを勝利する上での下地は既に十分だと言えます。
本来は大箱向きであることからも京都の外回りは間違いなくプラスであり、今回の京都外回りでは阪神内回りや中山/函館競馬場でみせたものより一段上のパフォーマンスを期待できます。渋った馬場も函館記念の競馬っぷりからして全く問題ありません。重馬場で5着に敗れたスピカSは状態面に問題があったと陣営からコメントが出ています。今回ドウデュースやジャスティンパレスが目の上のたんこぶですが、両方とも内枠には入った模様。外差しが顕著な馬場に加えて雨が降るとなると内枠が死に枠になることは想像に難くないです。加えて、後ろから運ぶことでロスの多い競馬になるでしょう。絶好枠に入ったローシャムパークが自分の競馬に徹すれば凌ぎ切ることも可能だと考えます。

二番手はソールオリエンス。世代レベルが低いとされている4歳世代ですが上澄みの内の一頭であるこの馬は古馬相手でも戦えると考えています。最近の凡走はどれも理由が明確なものばかりであり悲観する必要はありません。菊花賞は距離が長すぎましたし、有馬記念や大阪杯は本来の競馬ができませんでした。近3走は展開やトラックバイアスが全くの向かい風だったことも考慮すべきです。GⅡや空き巣GⅠで勝ち負けできるだけの能力は既に備わっていますがどうしようもないぐらい不器用なことから馬体が成長するまでは買えないと考えていました。それが今回、馬体が大幅に良化。成長段階に突入したと考える方が自然で、大幅な能力の向上を勘定に入れればこの馬も二強に届きうる存在。このオッズで買えるのは最後である可能性が高くオッズ妙味も十分。外回りになることも馬場が渋ることも大歓迎。最終直線で本命馬との叩き合いを期待します。

ドウデュースは三番手評価。言うまでもなく能力は抜けていますし、叩きつけるような走法からして渋った馬場もこなしてくれるはず。凱旋門賞の大敗は馬場適性を考える上で考慮に入れる必要はありません。ただ、枠が内枠すぎることが引っかかりました。間違いなく有馬記念のような道中でまくる競馬になるでしょうが、大味な競馬を窮屈な枠から実行すれば他馬に足元を掬われる場合も十分ありえます。また、当日不良馬場まで達すると話が変わってくると思いますからその分で評価を落としました。

紐には渋った馬場や京都外回りが嬉しいディープボンド。タフな流れの中を先行した上での2着と二分の一馬身差の3着は評価に値する内容。仮に先行馬壊滅の馬場・展開になろうともこの馬だけはしぶとく残ってくれそうです。加えてシュトルーヴェも抑えたいです。枠順確定前は本命予定だったくらいには能力を評価しています。ただ枠が枠なだけに泣く泣く抑え評価に。
点数を広げるならジャスティンパレスももちろん入ります。能力は現役最強だと確信していますがいかんせん馬場と枠がよろしくない。ドウデュースが外にいるのも気がかりです。






🥀パラダイスS🥀
◎ロジリオン
○グランデマーレ
▲シングザットソング


本命はロジリオン。今年のNHKマイルCは上位二頭が抜けていましたが例年レベルならこの馬が優勝していたでしょう。走り慣れた東京1400mは間違いなく大歓迎であり、ここを通過点としてほしいところ。
二番手評価はグランデマーレ。ここでは地力上位の馬。前走の京王杯SCは足を余した形になり非常に勿体ない競馬でした。外枠であれば自分の競馬ができるでしょうし馬場の渋りもそこまでではなさそうなので好走できるとみました。
三番手はシングザットソング。京都牝馬ステークスは伸びない内を通っての僅差5着であり評価できる内容。例年とは違い1400m適性が問われたレース質になっていたことも今回に繋がっています。また、雨が降ったことで高速馬場にならなかったことも加点材料。

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