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フィンガードラムとは

はじめまして
フィンガードラム研究所所長の村上力也です。

ごく一部の人にしか知られていない「フィンガードラム(FingerDrum)」の知名度向上のため、noteなるブログを使ってみることにしました。

そもそもフィンガードラムって何?って人はこちらをご覧ください。

上記の例ではリズムマシンと呼ばれる機材をリアルタイムに叩いて演奏しています。つまりフィンガードラムとは「ボタンを押したら音がなる機材を使ってリアルタイムに演奏すること」を指します。

パソコンやら機材などが苦手な人からするとこの時点で「無理かも」と思うかもしれませんが安心してください、ややこしい機材を使わなくてもiPadやiPhoneでも演奏できます。下記の例ではiMaschine2というAppを使って演奏しています。

フィンガードラムの良いところは楽器としての歴史が浅いのでピアノやギターのように決まったルールがないところにあります。どのように演奏するのかも含めフィンガードラムには

全て自由という
ニューフロンティアが広がっています。

奏法が確立されておらずプレイヤーも少ないことからまだまだブルーオーシャン。始めるなら早い方がいいです。僕は元ギタリストですがギターは相当なレッドオーシャンでした。最終的に演奏しても楽しくなくなりました。
練習すれどもすれども上を見れば限りはなく、見た目の可愛い初心者ギタリストの女の子の演奏動画が何万回も再生される様子に私のような半引きこもりで見た目の才能のない人間はただただ唇を噛み、そしてやる気を削がれていくほかありませんでした。

しかしフィンガードラムは違います。
僕に希望を与えてくれました。

プレイヤーが少ないですから演奏テクニックを自分で発見していくプロセスを楽しむことができます(一方アナログな楽器は教室や教則本だらけ。それについていけないと劣等感を抱いてしまいます)。ヘッドフォンがあれば深夜でも騒音を気にせず練習できます(一方アナログな楽器は演奏するとどうしても音が出ますから練習時間が限られます)。そして一人でドラムもメロディも同時に演奏できます(一方バンドとなってくると複数人で音楽を作らざるを得ないので妥協と喧嘩の嵐です)。フィンガードラムは僕の枯れてしまった「演奏する楽しさ」を思い出させてくれました。

たとえあなたが体が不自由でも、音楽経験がなくても、大きな音が出せない環境に住んでいたとしてもボタンを押す能力さえあればフィンガードラムはあなたを受け入れてくれます。

フィンガードラムに恩返しができるように、そして興味を持ってくれた人にも演奏する楽しさをプレゼントするために更新し続けることをここに誓います!

2021/02/20
フィンガードラム研究所所長 村上力也

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