トリアージをコロナウィルスで受けたいですか?
トリアージ。これは、阪神淡路大震災で取り入れられた救急方法。これは、世界に誇る我が国が偶然?だけど必然的につくりあげたもの。大震災の後、世界各国のテロや戦地で行われていることです。
甚大な被害や被害者が出た阪神淡路大震災。地元の医療従事者の現役や退職者を総動員、もちろん各都道府県からも派遣。
しかし、医療物資は足りず。
助けられる命の見極めが行われた。どんなことをしても医療物資がない限り 助けられないと気がついた医療従事者が判断したことである。
昨夜のNHK番組で、医療物資や環境があれば助かったっていた命が 間にあわなかった方の家族の言葉が身に詰まる。
※ (病院内が)戦場のようだった。何も言えなかった・・・
通常なら訴える。しかし・・・それを思うような状況でない。
遠い昔の彼(治療や手術で評判の良い医師で人気者でした。私が医療界へ興味を示し、また入る切っ掛け、救急医療に携わる事の心構えを教えてくれた人です。今は、立派な跡取りさんがいます。今の私があるのも彼のお陰です。感謝の言葉が尽きないです)が嗚咽を漏らすほど泣いていたことがある。大丈夫だと思っていた患者さんが急変して駄目だった。ご家族からは よく治療してくださったと言ってくださったが私が納得できないでいる。虚しい。どうして こんなことになった・・・
阪神淡路大震災でトリアージを最初に行った医師や医療従事者の身を切られるような思い。言葉にならない。
こんなことが、今後も必ずある。大地震が来ると知っている私たちは、トリアージで諦めざるを得ない一人になるかもしれない。
あなたは、コロナウィルス感染が続く中で大震災を受けると、もっと助からない命が増えることを覚えていてほしい。
避難場所で感染が広がるとどうなるか・・・。
考えて欲しい。今 何をすべきか。自分や家族、友人知人、ご近所の方の命を守る行動を♪
コロナウィルスでトリアージをさせないために・・・。