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素敵な高齢者が私の背中を押す♪

・ 映画「ホリデー」のケイト・ウィンスレッドが演じた女性の姿は、まさしく私でした。こんな恋をしたいのではない。自分の事は、よくわかっている。自分の仕事で得意なことはわかっている。しかし・・・自分の人生をうまく動かさせないでもがいている。苦笑するほど若い頃から50前後の私 そのもの。映画を見て 彼女の喜怒哀楽を画面の前の私も同じ気持ちになっていた。彼女がベッドの上で歓喜で叫び飛び跳ねたら 同じ気持ちになっていた。彼女が好きな人に辛辣?な言葉を叫んだときは、絶叫だった。こちらまで歓喜していた♪

※ 宮殿内は舞台です。貴女が主役であり 主人公です。しかし、観客は誰もおりません。貴女の好きなように満足のゆくようにされるといいでしょう。 しかし・・・時は必ず来ます。

※ 前途の良し悪しどうであれ、あなた自身が満足したのであれば 綺麗にお引きになりますように。

「前途がどうであれ・・・綺麗に身を引くように。」主人公は、この言葉を心に刻み 自分にどうしたいのか確認するように、 最後に眼光鋭く自身を見つめてアドバイスをくれた人物を見つめていた。

これは、ドラマ「武則天」の中で主人公である武則天が 自分の位置等について 今後どうあるべきなのか考えているときに、これを見て取ったようにライバル?の高齢の師匠が他界直前のその身を国に捧げんばかりの大仕事をする前に武則天に対してアドバイスしたことである。このシーンは、大切に保管している。

このドラマで第一段階 目が覚めた。

※ 舞台が大きく様変わりしたなら どうあるべきか。舞台装置は、常に微妙に変化してこそ観客は喜ぶ。・・・しかし 脚本が変わり 出演者が変ったのならば、ジャンルも大きく変わらなければならない。

私は迷っていた。そんな時だった 「うんとも すんとも 日和」で ミナ ペルホネンで働く82歳の小畑滋子さんの映像だった。

※ 「100歳でも 働く意欲のある方を求む」とミナ ペルホネンの経営者?の求人広告で、79歳で販売員へ初チャレンジすべく申込!採用された姿である。

わたしゃ・・・面食らいました。この姿♪ ミナ ペルホネンの精神。「あなた、そんなところで何をしてるの?」「何 つまらないことで悩んでいるの?」って言われているようでしたね。

「この(今)」の人生は、一度だけしかない。もし リ・インカネーションなどがあっても、全て同じとは限らない。材料がミクロでも違えば大きく変わる。

国が違えど、高齢者をはじめ 先人たちの清々しく勇ましい姿は見本である。

一度しかない人生。既に半分を終えた。もう半分♪ どう生きる!?自分に問いかける♪

素敵な高齢者たちが、私の背中を大きく押す♪