僕が片思いをしていると思っていた幼馴染はゲーム内で僕と恋をしていた！？

岩本蓮加中編です！
岩本蓮加単発中編30本目！


リクエストありがとうございます！




○○:あぁ〜！帰りてぇ...

蓮加:急に大声出さないでよね！

○○:早く帰りたいんだよ笑

蓮加:そりゃ私だって早く帰ってゲームしたいよ！

○○:ずっと何のゲームしてんだよ笑

蓮加:そ、それは何だって良いでしょ！///

○○:またVALORANTか？

蓮加:そっ！

○○:ほんとよく飽きないよな笑

蓮加:あんな神ゲー飽きないでしょ笑

○○:神ゲーね〜笑

蓮加:ヴァロ馬鹿にしたら罰金とるから

○○:その金で課金されるの悔しすぎて絶対やだわ笑

蓮加:ちぇ〜笑

○○:ほれ授業始まるぞ笑

蓮加:ああっ！宿題やってない！○○見せて！

○○:やだね笑

美月:朝からイチャイチャしないでよ笑

○○:してねぇよ笑

蓮加:ただの幼馴染でしょ！

○○:ｸﾞｻｯ

美波:あぁ○○かわいそ...

美月:○○〜♪

○○:うっせぇよ...

蓮加:何言ってんの？笑

○○:何でもない



〜昼休み〜


△△:お前岩本さんのこと好きだよな？笑

○○:は？好きじゃねぇし

△△:分かりやす笑

○○:ちげぇよ

△△:まぁあんなに可愛い幼馴染いたら好きになるな...いつから？

○○:高校入ってからだよ...///

△△:ほら好きなんじゃねぇか！笑

○○:俺の恋心弄ぶな！笑



○○がいじられてるいるその頃...


美月:蓮加は好きな人いないの？

蓮加:いなーい

美波:普段何考えて過ごしてるの？笑

蓮加:ゲーム！

美月:恋人作ろうとも思わないの？

蓮加:マウスが恋人

美月:マウス？笑

蓮加:そっ！ずっと握ってるから

美波:マウスと手繋いでる訳ね笑

蓮加:そうそう！

美月:じゃあ彼氏もいらないわけか

蓮加:いらない〜♪



蓮加はゲームが恋人らしい。



〜放課後〜


○○:なぁ！蓮加一緒に帰ろうぜ


......


○○:あれ？

美月:蓮加もう帰ったよ？

美波:今日は新しいヘッドフォンが届くからそれを試すんだ！って

○○:早すぎだろ笑

美月:○○頑張って

美波:私は応援してるから

○○:ありがとよ！とりあえず蓮加のうち行くか...



と言って放課後に1人蓮加の家に向かう。



ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

○○:蓮加〜

ｶﾞﾁｬ

蓮母:○○くんいらっしゃい！

○○:ご無沙汰してます！

蓮母:蓮加最近ずっと帰ってきては部屋に籠ってゲームしてるのよ

○○:最近何かアプデとかイベント来たっけ...

蓮母:それがニヤニヤしてるの笑

○○:ヴァロでニヤニヤ...まぁ有り得るか

蓮母:○○くんからも蓮加に言ってあげて！

○○:わかりました！ちょっと行ってきます

蓮母:助かるわ...



僕は蓮加の部屋に向かう。


ｶﾞﾁｬ

○○:蓮加〜？

蓮加:〜♪

○○:こいつまたゲームを...

蓮加:もぉ...○○ったら///

○○:え？何やってるんだ？



ヘッドフォンをした蓮加がいきなり僕の名前を呼んでニヤニヤし始めたので不審に思い静かに蓮加の背後へ回り込む。



するとそこにはFPSゲームの画面...ではなく恋愛シュミレーションゲームの画面が...


蓮加:ｲﾋﾋ


何やら告白イベントに成功したらしい。


蓮加:はぁ〜嬉しい...現実でもこうならないかなぁ...///

変なことを言っているので画面をよく見ると


○○:主人公蓮加...男キャラ...○○...？



僕の思考回路が一瞬停止したその時...


蓮加:ん？えっ！○○！？


蓮加が振り返って目が合ってしまった。

蓮加:い、今の見た？///

○○:え...何のことかな...

蓮加:その反応見たでしょ！もぉ...最悪...///

○○:ごめん...たまたま...

蓮加:何...どの画面見たの？

○○:主人公と主人公の好きな人が会話してる画面...

蓮加:1番ダメなとこじゃんか...///

○○:その...男キャラが○○って

蓮加:うぅ...こんなつもりじゃなかったのに///

○○:ちょっとまだ状況が飲み込めてないんだけど

蓮加:あぁ！もう！私は○○の事が好きなの！///

○○:えぇ！？

蓮加:でも恥ずかしいし...普段はひた隠してシュミレーションゲームで○○と恋愛してたの...///

○○:何で言ってくれなかったのさ...

蓮加:キモがられたら嫌だし...それにゲームなら色々出来るし...///

○○:僕だって蓮加の事好きだったのに...

蓮加:え？そうなの？

○○:もっと早く言ってくれればもっと早く付き合えたじゃんか...

蓮加:ごめん...

○○:責めてる訳じゃないよ笑

蓮加:てっきり片思いだと思ってたから///

○○:それはこっちのセリフだよ笑

蓮加:じゃあ付き合ってくれる？///

○○:もちろん！よろしくね！

蓮加:やった...///

○○:とりあえず...

蓮加:分かってるから！このゲームやめるよ...目の前に本物の○○が居るし///

○○:ねぇねぇゲームの中の僕と何したの？笑

蓮加:そ、それは///

○○:言えないことなの？

蓮加:言えなくは...無いかも///

○○:恥ずかしいの？

蓮加:ｺｸｯ///

○○:はぁ...怒らないから言ってみて笑

蓮加:手繋いでデートして...ハグもしたし...その...き、キスもした...かも

○○:じゃあ今からデートしよ！

蓮加:え？良いの？

○○:ゲームの中の自分に負けるの嫌だし笑

蓮加:ふふっ笑○○らしいや笑

○○:じゃあ行こっか！

蓮加:うんっ！

ｷﾞｭｯ！

○○:ふふっ笑

蓮加:///

○○:どう？本物の手は笑

蓮加:柔らかい///

○○:おぉそう来るか///

蓮加:ｲﾋﾋ///

○○:じゃあ初デート！

蓮加:うんっ！

○○:あ、ゲームも入れたら初ではないか笑

蓮加:ちょっと！イジらないでよね笑

○○:ごめんごめん笑

蓮加:幸せ///

○○:僕もだよ...

蓮加:ふふっ笑



実はゲーム内でも告白出来ず友達だった○○とはデートもしていないものの嘘をついて現実世界の○○と手を繋いでデートをしてハグにキスまでしてもらった策士な蓮加ちゃんでしたとさ。



〜Fin〜