良いアルバムとは

良いアルバムかどうかという判断基準は単純にノンストップノンシャッフルで聴けるモノ。それに尽きる。
それを改めて教えてくれたのが、TEAM SHACHIの最新アルバム「笑う門には服着る」。
期待を何倍も上回るモノだった。
収録曲のうち6曲はリリース済で、ぶっちゃけそんなに好きになれない曲があったのは事実。(どれとは言わないけど)
なので、期待せずに聴いていたのだけど、気が付いたら最後まで一気に聴いていた。
一曲一曲がリレーのランナーで、キレイにたすきを渡していくが如く進んでいってた。お互いの曲がお互いを高めあうように。

「笑う門には服着る」を聴いたら、好きなアルバム紹介したくなって、10枚のアルバムをピックアップしてみた。
共通点はノンストップノンシャッフルなアルバムたち。
この記事を書くために久しぶりに聴いたアルバムもあったけど、やっぱり最後まで一気に聴けた。だからずっと好きなアルバムなんだろうなとは思う。

リリース順に並べてみたので、もしも気になるアルバムがあったら是非聴いてみてほしい。

Carole King / Tapestry

Electric Light Orchestra / Discovery

Whitesnake / Slide It In

The The / Dusk

Billy Joel / River Of Dreams

加藤いづみ / French Kiss

FLiP / LOVE TOXiCiTY

Hello Sleepwalkers / Planless Perfection

Negicco / ティー・フォー・スリー

TEAM SHACHI / 笑う門には服着る

偶然だけど、前半5枚が洋楽、後半5枚が邦楽という色分けになった。
まあ、サブスクにあるかどうかというのもポイントだったりするけど、どれもホントに良いアルバムたち。

サブスクにないんだけど、これも入れときたい。
1987年にリリースされたPINKの「PSYCHO-DELICIOUS」。

PINK - Psycho-Delicious

シャチのアルバムが他のアルバムと違うところがあるとするならば、制作陣がバラバラというところかな。Negiccoも何曲か違ったりするけど、Connieさんという軸になる人がいるからちょっと違うと思う。それでいてアルバムという体を成しているのだから凄い。

「笑う門には服着る」を通して聴いてると、このアルバムの制作に関わった人たちの思いがめちゃくちゃ伝わってくるんだな。
インタビューの記事を読んだりしてるのもあるけど、それが無くても響いてくる。
こんな感覚になったのは初めてかもしれない。
2024年のベストアルバム間違いないと思ってたけど、聴き込むたびに個人的にはもっと凄い位置にあるアルバムな気がしてきた。
恐るべしシャチ。