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蓮ノ空カウントダウン企画③: Dream Believersについて語る

皆さん、こんにちは! 今日はついにLink! Like!ラブライブの発売前日ということで、蓮ノ空の1曲目ともいえる「Dream Believers」についてお話したいと思います。「Dream Believers」は初めて聞いた瞬間から大好きになり(嗚咽同伴)シリーズ全体で一番好きな曲と言っても過言ではありません。それで前の1弾と第2弾とは少し雰囲気を変えて、3弾ではなぜこの曲はここまでエモイ?について話したいです。

皆さんはこの曲でどんな部分が一番エモイでしたか? 私は2番のサビの始まり部分、

いつまでだって夢見たい
いまが消えないうちに夢見たい

はい、ここで涙を流さずにはいられませんでした。 なぜこの歌詞がここまでエモイなのかを考えてみると、おそらく「いつまでだって」という永遠を願う気持ちと「今は消える」ことを知っているという事実が同時に感じられるのから。これはただ彼女たちだけのことではありません。私たちの夢まで行かなくても、単純に私たちが彼女たちと一緒にできる「今」も一度過ぎてしまえば二度と戻ってきません。これまでラブライブシリーズを追ってこられた方々は、何度もその事実を感じていたと思います。だから「いまが消えないうちに夢見たい」という歌詞はラブライブを愛してきた私たちの心に何よりも響く歌詞になります。

また、ここで「夢」はスクールアイドルに限られるのではなく、これから生きながら見ることになる様々な夢とも考えられますが、逆にスクールアイドルだけに限定して考えるともっと来るものがあります。スクールアイドルは3年という限られた時間しか見られない夢。それに、先輩と後輩のユニットで活動する蓮ノ空は、もしかしたらそれよりも短い時間だけ活動できるかもしれません。(もしかしたらクラブに3年生が誰もいないこととも関係しているかも)それなら「いつまでだって夢見たい」という願いはそもそも叶わないもの。

だからそれが可能な「今」が消える前に夢を見て「今」を「永遠のもの」にしたい。

そんな願いが込められているかもしれません。「夢見たい」という言葉を漢字そのまま解釈すると、「夢を見る」とも言えます。これは未来の夢だけでなく、過去に全力で夢に向かって走っていった時間を永遠に大切にして眺めることとも言えるのではないでしょうか。まるで思い出を振り返るように。同時に、何かを覚えてしまう瞬間、その瞬間は結局「今」ではなくなってしまうので、夢を消えないものになるためには今が消えることが必然です。その代わり、「今」は消えても「夢」は消えなくなるかもしれません。

一緒に見たいんだ 消えない夢 I believe!

それで、夢を信じる者たちが見る夢は「消えない夢」。こんな、刹那を永遠のものにしたいという気持ちはアルバムに収録された最後のトラック、「永遠のEuphoria」にも表れています。 「Euphoria」は極度の幸福感という意味を持っていますが、主に持続する幸福ではなく刹那の幸せを指す言葉です。だから、実は「永遠のEuphoria」という言葉は矛盾でもあります。それでも「永遠」という表現を使ったということは、この曲にもやはり「Dream Believers」と同じように瞬間を永遠にするという意志が込められているということです。

Euphoria 高鳴る想いは いつでも
キミのその笑顔があれば
走り出せるよ
 
差し出したその手の ぬくもりはきっと
永遠に続く絆

「永遠のEuphoria」でEuphoriaを永遠のものにするのは「君の存在」。君がいればいつもまた走り出すことができ、そんな君との絆は永遠だと信じているから、Euphoriaもいつまでもくりかえすことができる。そんな思いがこの曲に込められているようです。だから「Dream Believers」でも同じように、彼女たちは「私が見る消えない夢」を信じるだけでなく「君が見る消えない夢」を、そして「夢を見ているお互いの存在」を信じているのです。

君と僕とは ときめきのまま繋がろう
Dream Believers You believe!
 
僕らのこころ重なってく
夢をえがいて ときめきながら繋がろう
Dream Believers I believe!

平凡な高校生がお互いとのつながりを信じて、今を永遠のものにするために全力で今を駆け抜ける。これはラブライブそのもので、だからこそその気持ちを語る「Dream Believers」はここまでエモイするしかないのではないでしょうか。


ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。 少しスケジュール管理に失敗して以前より短い内容になってしまいましたが、「Dream Believers」への愛を込めてみました。 いよいよ明日、蓮ノ空の話が本格的に動き始めます。 みんなで蓮ノ空と共にする「今」を全力で走りましょう。


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