後期高齢者が初めての電気自動車を購入するという話⑥
150万円で電機自動車リーフを購入するには、予算が決まっているのだから後は何処で買うか?どのグレード?年式は?走行距離は?あと電機自動車ならではのポイントとしては電池の劣化具合をどう判別するのか?
中古車の購入に慣れていないのならディーラー一択かと思う。特に初めての電気自動車であれば日産の中古車センターが無難だろう。なんといっても慣れている。個体毎の程度の評価にしても買った後の充電環境を含めての提案にしても日産の販売店であれば安心だ。それは中古車拠点においてもはっきりしている。営業マンが恐る恐る慣れていない車を扱うよりも、今まで何台も売っている、下取っている経験を蓄積しているのは心強い。
そんなわかりきっている前提なのだが、今回私はいつものお馴染みの中古車専売店の営業氏に声をかけてみた。聞いてみると全国のオークションから仕入れる事が出来るそうで、ディーラーよりも恐らく廉価で希望の物が手に入る可能性が高いらしい。らしいと書いたのは私は元々車業界にいたのでオークション場に流れてくる個体の基本的な特性を知っているので過剰な期待は禁物だ。ただ、お馴染みのお店(お馴染みの営業マン)にも電気自動車の経験を積んでもらうのも良いだろうとの判断でお願いしてみる事にした。グレードはG(プロパイロット付)、色は黒や紺などの濃色を避けてもらい距離は4万キロ以内。年式は平成30年か令和元年。車検を2年付けてタイヤは新品は数年交換の心配がない状態。外装は小さなえくぼ等は目をつぶるとしてパリッとした状態。当然無事故車で禁煙車。これでコミコミ150万円以内。後は電池に顕著な劣化が無い事。この条件で数日待つことにしてみた。
尚、プロパイロット付きに拘ったのは後期高齢者である父親は本当であれば中古車購入を検討するというより免許返納を検討すべき年齢だ。ではあるが基本的な認知機能を有している内は万全の対策をした上で自動車の運転をするのも有りだと思っている。その《万全な対策》の一つとしてプロパイロット付きを条件とした。またボディカラーの濃色を避けたのは被視認性の観点から安全を担保するのであれば、濃色は避けた方がよかろうといった見地からの提案としてみた。
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