断の食駅─2024.7.21

・ある健康の本を買って、その勧め通りに1日(正確には36時間)の断食を実践した。ダイエットと、ついでに食生活を改善して健康になるのが目的だ。

・食事の間隔をあけてグルコース?だかなんだかで血糖値が低い状態を保って…という具合の理論が展開されていた。そして理論の展開ついでに、その他の健康法、ダイエット法を徹底的にコキ下ろしていた。

・専門的知識が必要な分野でそれが無い人間が、本に書かれている事のうち真っ当な理論とただ自説を補強するためだけの与太話との区別をつけるのは不可能に近い。

・なので思い切って、断食を実践している間、この本の内容を盲目的に完全に信じてしまう事にした。この手のダイエットは大抵続けていればなんだって効果があるものだ。だが、信仰なしに続けるには大変な苦難が伴う。誰だって、自分の信じる道がもしかしたら何の意味もないものかもしれない、という悩みを抱えながらでは、歩む速度は遅くなり、いずれは立ち止まってしまう。だが、完全に信じているのならばどんな険しい道だって踏破してしまえるものだ。

・それらの理論と並べて、精製された炭水化物や矮小小麦を槍玉にあげて、健康を害するものとして批判しまくっていたが、この辺りはどうでも良い事としてあまり気にしない事にする。取捨取捨!

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