「やりがい×働きやすさ」を両立させる企業は確かに魅力的
日経新聞に興味深い記事が掲載されていましたので、ご紹介します。
(会員限定記事なのでご注意ください)
会社情報の口コミサイトの投稿を分析し、上場企業の業績と労働環境を調べた結果、働きやすいが働きがいが低い企業をホワイト企業、逆をモーレツ企業、両方が低い企業をブラック企業、と分類したのだそうです。
会社業績を見るとモーレツ企業がホワイト企業に勝る、とのことでそこは納得。しかし、さらにその上をいくのが両方を両立させる「プラチナ企業」で、会社のパフォーマンスももちろん一番高いとのこと。
上位の会社は、働きやすさの改善に取り組んだのちに、意思決定の透明化や社員の自律的なキャリア形成につながるような取り組みを実施してきたのだそうです。
「働きがいがある」環境ということは、会社の業績の向上や個々人のキャリアアップに繋がっていく事が多いでしょうから、そこに「働きやすさ」も加われば、社員のモチベーションはより高まりそうです。
このような環境を作っていく経営陣のかじ取りが非常に重要でしょうし、現場の管理職も「働きがいがある職場」を「働きやすい環境」で実現するのも言うはやすし、で結構大変ではないかな、と思いますが、こういった環境で社員が育ち、会社の業績や環境作りに貢献していってくれるというのは確かに理想的かなと思います。
自ら考え、提案・実現し、会社と社員双方がより良い方向性を目指していけるような、心理的安全性と社員のモチベーション・エンゲージメントの高い職場が実現できると良いですね。