ショートストーリー~犬を飼いたい~
登場人物はこちら
ある日、ジュニアがエディに話しかけます。
「パパ、ちょっと話そう。僕は本当に犬が欲しいんだ。」
その言葉にエディがジュニアを説得するように言います。
「ジュニア、犬って手間がかかるんだよ…」
「僕が犬のために頑張れるから!僕ってすごく責任感があるんだよ。」
ジュニアが自信たっぷりに言うと、エディが疑わしそうに言います。
「本当に?」
そして話し続けます。
「それじゃあまず、車を洗ってもらおうかな…」
「いいよ!」
ジュニアが返事すると、またエディが話します。
「トイレを掃除して…」
「わかった!」
またジュニアが元気よく返事すると、エディはまだ頼みます。
「そして窓を掃除してね!」
「そんなあ…」
ジュニアは絶望したように言います。
三時間後、ジュニアはアパートを掃除し終えます。
そしてエディに向かって誇らしそうに言います。
「パパ!僕の仕事ぶりを見て!」
「わあ!よくできたね!君はすごく責任感があるよ。」
エディも嬉しそうに言うと、話し続けます。
「犬を買ってもいいよ!」
「ううん、遠慮するよ!僕はもう犬はほしくない。」
ジュニアが言うと、エディが目を丸くして言います。
「でもジュニア、僕にはわからないよ…」
その言葉を聞いて、ジュニアは言います。
「僕は疲れたんだ!僕は責任を持ちたくないんだ!」
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