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2022年の年明けも やっぱりコロナ禍だった【KOZUKA 513 shop paper vol32 2022/01】

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2022年 令和4年がスタートした 壬寅(みずのえとら)
令和4年は 昭和97年 平成34年で  明治155年 大正111年だそうだ
だんだん和暦と西暦の変換が難しくなってきた
 
前の壬寅の1962年(昭和37年)は
なんと言っても東京タワー完成の年  首都高1号線が開通したのもこの年
まさしく「3丁目の夕日」の世界だったのだ
世は東京オリンピックの開催に向けて
盛り上がっていたのだろうなと思うと感慨深い
米国では初の有人地球周回飛行が成功
英国ではビートルズがレコードデビューした
それから60年経った
 
めでたさも中くらいなりおらが春(小林一茶)
「春」はいわゆる春ではなくて「初春」 つまり元旦を指すらしい
57歳でこの句を詠んだ小林一茶の心情は よくない暮らし向きへの嘆きとか
準備もろくにせずに適当に正月を迎えたことへの自虐とか
そんなことらしいのだけれど
ようやく収束に向かうかに見えた国内の感染が
変異株の発生でまた怪しくなった
そんな今年の正月の気分に合っているようにも読み取れる
新年を迎えたことはめでたいけれど
先行きがいまだ不透明で手放しでは喜べないような
どことなく「中ぐらい」・・・
 
だけど
「壬」は悠久と流れる大河を表し
「寅」は決断の意味をもち
字源は草木が根や芽を生じ成長を始める意だという
なんとも勇壮で勢いに満ちた そんな年の始まりを心から寿ぐ2022年の正月
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2022年の1月は、南房総でも積雪があった。もちろん根雪になるようなことはなくほんの1日で溶けて流れてしまったけれど・・・
それでも、たぶん、ここに暮らす人々にとっては本当に珍しいことだったのに違いない。地元のある人は「こんな積雪は生まれて初めて」と言っていた。

2022年1月の雪


東北出身で北海道生活経験それなりの自分は、雪道や凍結した道の運転、「はまった」ときの脱出の仕方にはちょっと自信がある。
箱根に一泊旅行に行ったとき、行ったその日は晴天だったのに、一夜明けたらそこは一面の雪景色だった。車に積もった雪も半端ない。
他のお客さんたちが旅館の箒を借りて雪を払ったりしているのをしり目に、「雪はね」で優雅に雪を払い、反対側についているヘラで窓の霜を取り、しかもそのシーズンで履き潰そうと、たまたま早めにスタッドレスにしていたから、楽勝でしかなかった。もちろん、「急発進・急ハンドル・急ブレーキ」は絶対にしてはいけません。


なんだか雪道運転の話をもっともっと書きたくなったけれど、今はまだ夏だった・・・
また今度、たくさん経験した雪道運転のこと(事故とか、そんな話)は書きたいな。

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