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比べることは悪いこと?

子育てをしていると、
比べることが悪いことだと
耳にすることがある。

でも、わたしは比べることが
悪いことだとは思わない。

比べないと気付けないこともあるからだ。

比べた上で、
成長が早い方がいいとか、
上手にできる方が優れているとか、

そういう風に優劣やいい悪いを
勝手に決めてしまうのが
よくないのだと思う。

優劣をつけずに、ただ比べるだけ。
比べるから気付けることがある。

我が家の2人の子どもも、
比べなければわからないことがたくさんあった。

2人とも男の子だったので、
同じ道をたどるのかと思ったけど、全然違った。
やはり個人差はかなりあるのだなと知った。

長男は乗り物が好き、次男は音楽が好き。
長男は絵本を読むのが好き、次男は体を動かすのが好き。
長男は慎重派、次男は勢い派。
などなど…

でも、だから長男の方が優れてるとか、
次男の方がいいとか言っているわけではないし、
もちろん思ってもいない。

それは、1人だけではわからなかったこと。


自分のことだってそうだ。

自分ができることは
他の人もできるんだろうと思ったり、
自分が好きなものは
他の人も好きなんだろうと思ってしまうけど、

他の人の話を聞いてみて、
自分だけだったのだと気づくことが
あるのではないか。

それに優劣をつける必要はなくて、
ただ「違う」と感じられたらそれでいい。

比べることは、やり方を間違えなければ、
自分や相手を知っていく手段になる。





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