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絵画ワークショップ①


今日は渡米してから1番お世話になっている友人からの依頼で、お子様2人(11歳/9歳)のワークショップをしてきました。
6種類の簡単な技法を1時間程練習した後に、本番の絵を何枚か仕上げました🖼️

私の和訳が広義の妨げになってしまっているかもしれません↓

Blue flower like celestial
天河のような蒼い花
Lemons from Anise Hill
アニスの丘のレモン
Glacial Galaxy
氷河の銀河
(左上)Mermaid Pool
マーメイドのプール
(左下)Rarity grapes flowers
早生葡萄の花
Hawaiian Flowers
ハワイの花
ハワイに行きたいなぁ
と言いながら描いていました。


この姉妹は日本人なのですが、数年前に渡ったNYの学校で2人共ギフテッド認定をされ、年齢を超えたギフテッドの子供達を集めた特別授業を受けていたそうです。(州によって特別授業の賛否があり、カルフォルニア州では無いそうです。)

彼女達が、抽象的な事を語言化する言語能力にとても優れている事には以前から気づいていました。
それを具象化する事を彼女達が望んでいたので、その手段の1つとして今回私に絵画の依頼がきたわけです。

絵を描きながら、自然界の様々な色の成り立ちや、文学作品などの美しい色の比喩表現等をたくさん話せるように準備をしていたのですが、彼女達の集中力がしめ縄のように太く多方面からのアクセスが絡まり合っている様子が見えたので、静観していました。

どこまでも透明な深い湖底に連れていかれるような、尊敬に近い好奇心と薄っぺらい自分の正体を暴かれるような恐怖(むしろ暴いて欲しい)と、この種の人間(何かに秀でた才能や可能性)に出会うと私は全身から込み上げる内圧に喜びを隠せない。

今回は私が教える立場でしたが、与えたようで与えられた、そんな時間でした。

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