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第150回ケンタッキーダービー
直線、出遅れながらもフォーエバーヤングが抜け出してきた時は、すげえ馬だと思いましたが、あと少しでしたね。
スタートから見てみると、4コーナーでヤングがシエラにタックルしたときは、馬も黒田サッカーするのかよ?と思いましたが、その後シエラが直線で何度もタックルし返してるので、うっちーかと思ってタックルしたらディエゴ・シメオネだったというオチでしょうか。
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どんどん内に切れ込んでいくシエラをガファリオン騎手が手綱と左ムチでどうにかしようとしてましたが、頭のネジが吹っ飛んだ馬を鞍上がどうにかするのは凱旋門賞のオルフェでもわかるように、無理です。
坂井騎手は右手前で走るフォーエバーヤングを右ムチで走らせてましたが、どんどん寄ってくるシエラのためにムチを振るうスペースが無くなってしまい、やむを得ず左ムチに。ただ右手前の時に左ムチを使うのは、右にヨレる危険があるので厳密には制裁対象です。
そのままもつれそうになったままゴール。ゴール前、ガファリオンが左手をヤングの首筋に伸ばしているシーンがあり、SNSでは手綱掴んでるのでは?失格じゃないか?人種差別では?との轟轟たる非難が沸いてました。
個人的には左ムチを使い続けた坂井騎手に、ゴール後ガファリオンが注意してるのでは?と思いましたが、レース後ガファリオンから危険回避のためにシエラとヤングの間の距離を取ろうとしていたとのコメントが出てまして、あれ以上接近したら鐙が絡まって両者とも落馬する可能性もありましたし、緊急回避的な行動ならやむを得ないかなとも思います。ペナルティを受けても、大事故になるよりはマシですし。本来はダメですけどね。
まあ結論としてはお互い様。いろいろあったけど3頭のチャンピオンによる熱いレースだったと思います。秋のBCクラシックで再戦を見たいですね。
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