相続登記義務化と罰金について
今年の4月から相続登記が義務化されて、罰金(過料)10万も設定されたことから、司法書士の皆さんがビジネスチャンスということであちこちに広告出してます。まあ自分も相続登記が義務化されたので、、、というわけではないですが相続登記したので、どんな時に罰金が適用されるか調べたところ、これからの分、かつ裁判所に他の相続人が相続登記申請した分のみが対象となるようです。当面は過去の分を調べるということはなさそう。
根拠は令和5年9月12日法務省民事局長通達(法務省民二第927号)の「2 登記官が申請の催告を行う端緒」
https://www.moj.go.jp/content/001402460.pdf
そりゃ過去にさかのぼってすべての案件を調べ始めたら膨大な数になるでしょうし。ただ今後ずっと過去の分もノータッチと決まったわけでもないので、相続登記はちゃんとやっときましょう。自分では難しい人は司法書士にお願いするのがいいでしょう。お金けっこうかかりますが。まあ神経の太い方は申請の催告が出てから始めてもいいんでない?と思います。知らんけど。いま司法書士の無料相談会に押しかけてる人は神経の細やかな人なんだろなと思いました。そのうちマイナンバーと不動産登記の紐付きが始まれば、登記申請も相続情報一覧(むしろこっちの方が作るの面倒)も簡単になるでしょうし。
さて久しぶりに洋書を注文しました。日本語の書籍ですら読む気力が落ちてきているのですが、訳書がちょっとアレだったので買いました。WW1の開戦原因っていろんな本が出てるんですが、どれもなかなか面白く興味深い本が多いです。WW2ほどイデオロギー臭くもないですし。
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