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#030: 要領がいいのもほどほどにしないと嫌がられるという話

たくさんの投稿の中から見つけてくださって、ありがとうございます。
今回は「くれくれさん」になってないか気をつけようという話です。

相談するときの基本の「き」

基本の「き」じゃないの?と思われるかもしれませんが、物事を相談する時には立案型でもっていくとよいと言われます。
確かに業務上で何か相談がある際には、自分の考えゼロではなくて立案型(自分の考えつき)がありがたいです。
が、経験の蓄積や十分な引き出しがないと、考えるきっかけも掴めないし、
仮説を立てることもできません。
それが段々と立案型で持ってこれるようになるということは、しっかりと知識、経験スキルを積み上げられてきた証と言えそうです。

「くれくれさん」

一方で、本当は考える力があるはずなのにすぐに答えを聞きたがる、回答を欲しがるタイプの人もいます。
「くれくれさん」です。
しれっと「聞いたほうが早いと思うんで」とか言ってきたり。
そんなことを言う人は忘れることも早かったりします。
あなた、また同じことを聞いてますけど。。。

せめて教え手の気分をよくしよう

くれくれタイプの人が嫌われるのは、自力で調べて知識を得ようと言う姿勢が感じられないことが相手に分かってしまうから。
せめて相談のスタート時点はよく分からない状態であったとしても、相手から情報や意見を受け取ったからには、その相談が終わる頃にはしっかりと自力で仮説を立てられるぐらいにはなりたいものです。
最終的な答えが導き出されるまで聞き出し切ってしまうのは残念な感じ。
教え手が理解度を確認しなくても、自分から「こういうことでしょうか」「自分はこう理解しました」「こうしようと思います」というふうに返してくれると教えた甲斐もありますし、とても安心感があります。

「くれくれさん」と「教わり上手」は紙一重かもしれませんが、一度「くれくれさん」認定されると覆すのは難しそうです。
自称「要領がいいタイプ」の方は気をつけましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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