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なんと言えばいいのか

言語化できないもどかしさがある。

昨年に見学させてもらった屠畜場で覚えた感情を、いまだに言語化できていない。

日々他の生物の命をいただいていることへの感謝とか生々しさへの気持ち悪さではない。

そんな高尚な感情ではないが、なんて表現するべきか分からない。

この前行った、大阪中之島美術館のモネ展で感じたことをうまく掲揚できていない。

光の微妙な違いをうまく捉えている描写をうまく表せる形容詞がありそうだが、出てこない。

語彙力の問題なのか、表現力の乏しさなのか。

本を読んだり、会話で聞いた、他の人の言葉でよいものをスマホにメモしたりしているが、まだまだ自分の感情や意見を表現することには至っていない。

もどかしさも大事だろうが、この曖昧さを表現できればいいのになと思っている。

手っ取り早いのは、同じ経験をした人の意見を自分のものにすることである。

自分がよく知らない分野については、先の芸術もそうだが、有識者の言葉を参考にするべきである場合もある。

より的確に表現したいと思う今日この頃である。

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