結局、言い足りないくらいがちょうどいい?
僕は言い訳する男である。
悪い方の言い訳もそうだが、こうして文章を書いているときも、「ちょっと言葉足らずじゃないかな?もっと追加で補足しておいた方がいいかな……」そんなことを考えて、いつも必要以上に言葉を弄してしまう。
もっというのなら、「間違っていたらどうしよう……」「間違っていた時のために予防線をはっておくか」などと考えて、必要以上に予防線をはってしまう。
「結局、何が言いたいんだよ」
そんな文章を量産しているんじゃないか。
そんな疑念が、脳裏をよぎってしょうがない。
これはまるで、空腹が嫌で、詰め込みすぎるぐらい食べ物を詰め込んで、食べ過ぎで苦しくなったり、体重が増えすぎて健康を害する、みたいな話だ。
過ぎたるは及ばざるが如し、とはよく言われることだ。
食べ過ぎは良くない、腹八分目がいいと言われるように、
言い過ぎは良くない、言いたいことの8割ぐらい言えばいい。
結局、言い足りないくらいがちょうどいい……のかもしれない。
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