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「仕事に行けない日行きたくない日がある」というお悩みへの回答

本日はココロノマルシェに回答します。
ご相談内容に共感される方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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本日は、「仕事に行けない日・行きたくない日がある」というお悩みについてです。

こんにちは。初めてメールします。私は現在37歳で個人事業主として2年目です。
その前は大手企業で2年契約社員として働き、それより前は8時間のフルタイムパート社員としていくつかの会社で働いてきています。

19歳の時にうつ病になり、その頃から抗うつ薬を飲みながら働いてなんとか日常をおくってきています。ただ、薬を飲んでいても気持ちがどーん!と急に落ち込む日もあるし、急に涙が出てきてしまう日もあるし、そんな日が2、3ヶ月に1日、2日ほどあると仕事に行かないといけないと思いながらも結局休んでしまいます。そして休んで職場の方に大きな負担をかけたと思い、ものすごく大きな自己嫌悪に陥ります。体調を安定させるために休んだはずが、全くそうならないのです。

つい先日も上記のようなことになり、今の職場にこれ以上迷惑はかけられない、と夏頃を目処に辞めることにしています。
自分の中に、私は周りより少し精神的に弱く、薬も飲んでいるし、月に一度くらい安定しない日があっても仕方がない。とそんな気持ちがあります。それが仕事にどうしても行くんだ!休んだら駄目なんだ!という気持ちにストップをかけている気もしています。

今後、新たな仕事をしたとして、仕事に行けない今日は誰とも接したくない、休みたいとなってもいや、頑張ってみるんだ!今日だけ行ってみよう!と自分が思えるには何が必要なのでしょうか。年齢的にも仕事を数年単位で変えていくのは難しいと考えています。こんな自分から仕事に行くんだ!と踏ん張る自分に変わりたいと思っています。ご助言いただければ幸いです。


ご相談への回答です


ちはるさん、ご相談ありがとうございます。 

誰しも「今日もがんばるぞ」と思える日ばかりではなく、「なんだか、ちょっとだるいなぁ・・」という日があります。そう思っても、「休むわけにはいかない!」と奮い立たせる。自分の体調や心の調子とは無関係に、やらねばならないことに向き合わないと「いけない」。そう思うと余計に気持ちがしんどくなりますよね。
早速ですが、そんな気分になったとき、私がしていることをご紹介します。
特に、「自分へのご褒美」など、自分の「仕事に行きたくない」気持ちを受け入れて、自分を大切していくと、安定してお仕事を続けれるようになると思います。

■対処法 その①

いっそのこと、休みます。良いパフォーマンスを維持するためにも、心身の状態を整える。
いわゆる「充電」です。スマートフォンも、ずっと稼働していると、熱暴走したり、電池が切れたりするように。私たち人間は、機械ではないので、なおさら。浮き沈みがあって当然です。「浮き」を自分の「日常」「いつも」と捉えてしまうと、「沈み」が受け入れにくくなってしまうのですが、潮の満ち欠けと同じで、沈む期間は、助走・準備期間なのです。一旦沈まないと、ジャンプできないように。
そして、有給休暇とは、こんな日のためにあるのです。つまり、「休むのも仕事のうち」。

ちなみに、私は1か月に1日、必ずこんな風に、ぼーっとする日を設けています。

・・・いかがでしょうか。抵抗、きっとお感じになるんじゃないかなと思います。
「頑張りたいから相談しているのに」ってお声があるかもしれませんね。

■対処法 その②

息を吸って、深呼吸を繰り返し、気持ちを整えます。
それから、軽く目を閉じて、今日の夜、やりたいことをイメージします。
・キャンドルを炊いたお風呂にゆったりと浸ってぼーっとするぞ
・会社帰りに、デパートによって、話題にスイーツを買うぞ
こんな風に、そのシーンをイメージしてみます。
そして、「今晩は今思い浮かべたことを全部しよう!」

・・・いかがでしょうか。したいことが思い浮かばないほど疲れている場合は、「対処法その①」でご紹介したように、本当に休んだ方がいいと思います。

■まとめ


確かに、いつもに比べてやる気が出ないときには、「甘えるんじゃない!しっかりしなきゃ!」と気合いをいれて乗り切るというやり方もあります。
でも、このやり方だと、やるべきことを終えたとき、「やりたくないと思いながらもやりきった自分」に対して「そんなのあたりまえ!」と感じてしまうのです。むしろ、こんなに頑張らないとあたりまえのことができないなんて、と自分を責めてしまったり。
そんな気持ちを抱えたまま動き始めるには、普段以上のエネルギーを消耗します。たとえそれが普段と同じことでも「頑張った」なのです(←ここ重要)。普段以上のがんばりを見過ごすんじゃなくて労る。十分すぎるほど、自分を甘やかしてほしいなと思います。

服薬しながらお仕事をし、「周りに迷惑をかけたくない」と周囲への配慮もできる頑張り屋さん。そんなちはるさんは、ご褒美がなくても、きっとがんばれる人だと思います。
でも、こんなちょっとした自分へのご褒美や優しさの積み重ねが、あなたの自己肯定感を高めていく大切なプロセスでもあります。こんな体験を重ねていくことで、自然と居心地の良い職場となり、今よりもっと安定して勤務できるようになっていくはずですよ。

ご相談ありがとうございました☺


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