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シロアリは赤みは食べない

こんにちは。
防虫ライターの丸永(マルエイ)です。
本日のテーマは「シロアリは赤みは食べない」というお話。
シロアリは木材の赤みの部分は食べません。
かじったりすることはありますが、基本的に赤みは食べません。
赤みが含まれる木材を芯持材といい、芯持材の白い部分は食べられてしまいます。
何故赤みを食べないかと言いますと、シロアリがその赤み部分に含まれるリグニンという成分を分解できないからであります。

シロアリに食害された白樺の木

この白樺の木には白太の部分が多いため、シロアリは喜んでそれを食べていきます。
つまりシロアリは木材のセルロースである白い部分を好んで食べに来るのです。
赤みの部分を多く使用した床組ではシロアリも移動して根太や床板を食べていきます。
つまり土台や柱、大引き等の主要木材には赤みのある芯持材を使用する方が良いということになります。
シロアリは赤みが嫌いというわけではなく、生きていく上でリグニンという成分は分解できないから食べないということがご理解頂けたと思います。

本日も一読くださいましてありがとうございます。
またお会いしましょう。
バイバイ‼️


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