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基礎断熱工法はシロアリ要注意

こんにちは。
防虫ライターの丸永(マルエイ)です。
本日のテーマは「基礎断熱工法はシロアリ要注意」というお話。
基礎断熱工法は住宅の断熱効果を高めるために縁の下の力持ちである床下から断熱効果を高めましょうと寒い地域には助かる工法です。
しかし、住宅性能を求めると不具合があるのも当然なことです。
基礎断熱工法で予想していなかったのはおそらくシロアリでしょう。
以前、北海道では外基礎断熱工法のことをスカートといってフーチングの位置まで断熱するのだと聞きました。
これによりシロアリが壁内にまで被害が拡大し巣にしていたという事例があります。
また基礎の外側にスタイロ断熱を張る工法や布基礎の内側に断熱を張って土間を打つ工法。

布基礎の内側にスタイロ断熱を張る工法

さらには基礎の間に断熱材をサンドイッチする工法など様々な工法がある中で、やはり地中の中に断熱材を仕込む工法はシロアリにとっては巣にしやすくそこに湿り気のある木材があれば食べてしまいます。
防蟻処理を施してあったとしても地中の中の薬剤効果はどのくらい持続性かあるのか分からないのが現状です。
基礎断熱工法にした住宅の施主が、新築10年の瑕疵保証を経過した後も、何らかのシロアリ対策を施していればとくに基礎断熱工法だからと心配する必要はないと思います。
新築10年後にシロアリ処理を施す方は年々減少傾向にはありますが、継続は力なりでお家のシロアリ処理は継続しておくことをおすすめします。
本日も一読くださいましてありがとうございます。
またお会いしましょう。
バイバイ‼️

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