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反社会的かどうか

こんにちは
防虫ライターの丸永(マルエイ)です。
本日はシロアリが社会的ないきものか反社会的ないきものなのかについて書きたいと思います。
ヒトの社会において反社会的という表現をすると、暴力的な何かだと認識をされてしまいがちです。
しかし、昆虫界ではそんなことはなく単純に社会制をもって生活するいきものなのか?それとも単独で生活するいきものなのか?(社会制をもたない)によって社会制かそうでないかに分類されます。
近所でよく見かける昆虫には、孵化(ふか)してから単独で生活するものがほとんどです。
ではよく見かけるいきものとして、社会制を持っていきている昆虫の代表的なものはハチです。
ハチは単独で行動していますが食料を調達した後は必ず巣に戻って行きます。
アリにも同様な行動が見られます。
社会制とは昆虫界の社会制度のことさしています。
たとえばハチで考えると
①女王バチがいる
②子育てするハチがいる
③働きバチがいる

このようにそれぞれが役割(身分)をもって集団生活しているいきものを社会制昆虫といいます。

蟻道と呼ばれるトンネルの中を移動するシロアリ

ちなみに、反対に社会制度をもたず生活しているものは、反社会制とはいいません。
実はシロアリといういきものは太古のむかしから社会制度をもって共存している珍しいいきものです。
シロアリは下等生物という極めて単細胞のような生物に区分されており、下等生物が社会制度をもって集団生活をするのは稀なことなのであります。
生活環境においてはしっかりとそれぞれが役割をもって共存しています。
①女王アリ
②ニンフ(次期女王になるもの)
③兵蟻
④職蟻

というように身分がはっきりと区分され集団生活をしながら繁殖を繰り返しているのです。
つまりシロアリは

反社会的ではなく社会制度

を有する優れたいきものということになります。
こうやって見ていくとシロアリってなかなか不思議な生き物ですよねぇ。
シロアリって、、、なんか面白いですね…笑
他にもシロアリはアリと言われていますが、実際はアリの仲間ではありません。
そのあたりのお話しは、また次回詳しく書きたいと思います。
これからも楽しくシロアリといういきものをご紹介致しますので、皆様のお役に立てていれば幸いです。
本日も一読頂きありがとうございました。
またお会いしましょう。
バイバイ‼️



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