空中に蟻道をつくる土壌の性質
こんにちは。
防虫ライターの丸永(マルエイ)です。
本日のテーマは「空中に蟻道をつくる土壌の性質」というお話。
シロアリが空中に蟻道を作るとき、大体どこの住宅の床下も同じ土質をしていて、また同じ臭いがします。
どちらかというとカビ臭く、泥のような臭いがする土質をしています。
土の柔らかさはやや砂混じりの粘土質で土は程よく水分を含んでいます。
また床下の木材部も結露等や腐朽菌の付着により具合が悪そうな色をしています。
このようにシロアリが空中蟻道を作る床下は大体同じ条件にあります。
この空中蟻道は崩れているようにみえますが、崩れてはおりません。
まさに今工事中であります。
なかなかこのような貴重な写真は見ることができません。
私自身、蟻道は下から積み上げて作られていると思っていましたが、下からと上からを繋ぐ工事をしていたのは初めて拝見しました。
もし崩れた蟻道が落下した場合はそこらに落ちているかもしれませんが、蟻道は崩れていませんでしたので、上下で蟻道を構築していたことが理解できます。
シロアリの土木技術はおそらく人が行うようなトンネル技術にも匹敵するのではないかと思いますが、人は空中にトンネルをつくれませんのでシロアリの方が土木技術は高いといえますね。
シロアリは何億年も生きて来たのにその生態はまだ未知なことが多く残っています。
シロアリは小さな生きものですが面白い生きものですね。
本日も一読くださいましてありがとうございます。
またお会いしましょう。
バイバイ‼️
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