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ジェネラティブAI・ChatGPTをビジネスモデルから考える

今回はskyland ventures主催の「ジェネラティブAI・chatgptをビジネスモデルから考える」のイベントの各登壇者の発表の内容をまとめたいと思います。

注 : イベントの視聴者であり、僕なりの見解の投稿になります。


登壇者

enmai様
twitter : https://twitter.com/enmai114

富平 準喜
twitter : https://twitter.com/tommy19970714

やまかず
twitter : https://twitter.com/Yamkaz

あおたぬき
twitter :  https://twitter.com/aotanukky


enmai様


GPT3を使用したサービスは生まれ続けている

418 Project (2022.12.16日現在)

カテゴリー別ランキング
1位 AI Copywriting 44件
資料作成、広告文、メール文、記事作成などの文章作成業務
ex) Catchy
2位 GPT-3 Alternative Language Models 36件
翻訳であったりプログラミング言語を日本語から生成。自然言語処理。
ex) google bert
3位 Developer tools 29件
開発者向けのプロジェクト。
ex) Azure OpenAI service

優良AIプロダクトの調べ方

・「GPT-3 DEMO
GPT-3を活用したプロダクトのみ掲載

・「Product Hunt
毎日、いろんなカテゴリーのプロダクトが数百個以上投稿されている。
投票機能があり、投稿されたプロダクトに対する、世界中のユーザーの評価が見れる。

・「Hugging Face
主に自然言語処理を対象にした大規模なオープンソースコミュニティー


注目のプロジェクト

Elai
URL: https://elai.io/

単語からAIが動画を作り出す。企業のtoCのプロモーション動画など。

特徴
・テンプレートを選択可能
・65以上の言語に対応
・多様なビデオプレゼンターを選択可能(要望に応じてカスタムアバター)
・テキスト、写真、図形などのカスタマイズも可能
・フリートラックを埋め込んだり独自の音楽を追加可能


富平 準喜様


過去開発プロジェクト

AI議事録とれるくん
マイクからの音声をAIが即座にテキスト化、議事録作成の効率化を実現
機能
・自動文字起こし
・Zoom・Microsoft Teams連携
・音声ファイル取り込み
・翻訳
・自動録音

CommentScreen
オンラインイベント盛り上げツール
機能
・プレゼン中などスクリーンにコメントやリアクションが流れる
・リアルタイムでアンケートを取った結果を表示

フォント生成モデル
5つの文字から1万4000以上の文字をAIで自動生成するフォント生成システム

AI picasso
キーワードを入力するだけで画像生成するAIのアプリ

世界最大級規模のAI素材サイトをローンチ予定
特徴
・AIで無制限に画像を増やしていく(1ヶ月あたり1000-7000万枚)
・ダウンロードし放題(サブスク型)
・あったらいいなの素材を作成可能。色やポジションなどの細かい要望にもその場で対応可能。
・高品質なものを学習させて高品質なものを抽出
・IPの領域:IPホルダーと協業することで独自の画像の差別化を図る

複雑な画像生成が作れなかった二つのボトルネック

データ数 × アルゴリズム

過去はデータ数がたくさんあったとしても、優秀なアルゴリズムが無かったため、優秀な画像生成が誕生しなかった。Open AIが出したDall E 2のアルゴリズムが非常に良かった。stablity ai ・open aiが圧倒的なGPU(コンピューターリソース)、データ数を持つことによりこのようクオリティ高いAIを開発できる。会社単体でしか持っていなかった状況がオープンになることにより、ボトルネック二つを解決した状態からの改良が可能になった。

Stable-Diffusionの誕生

テキストを画像に変換するAI。
これを作ったのは、ドイツの大学のいち研究室とイギリス・アメリカにてスタートアップしたベンチャー企業であるStability AIという会社です。所謂産学連携規格で誕生したソフトウェア。
現在、GithubリポジトリとHugging faceリポジトリで絶賛公開中です。
問題点としては、低品質の画像を学習させると人間の画像だったら顔が崩れてしまうや人間の人体などは難しいことがある。


あおたぬき様

AI ART DAOのfounder

AIジェネラティブの作成方法
クリエイターの方にイラストを提供してもらい、その画像からAIによる画像生成を行い、AIジェネラティブ販売を行う。

過去のプロジェクト
「クノイチ学園」
AIで生成した画像は40万枚ほど20日で作って、人の目で見て3000枚までに抽出した。

URL :https://opensea.io/ja/collection/kunoichigakuen

やまかず様

ジェネレーティブAIの注目のプロジェクト

「Tome」
次世代のプレゼンテーションツール。テキスト to スライド。
・パワポの必要性が消えていきスライド作成が圧倒的に楽になる。

Speak
・韓国で人気の教育アプリ。日本に最近参入。
・英会話教室やサービスの代替。
・裏側には自然言語処理のAIと音声認識のAIを積んでいて、これからGPTを導入していくことを予定。現段階でも自然な英会話の流れを実現、GPTを導入すると人間と喋ってるのと変わらなくなっていく。

考察
専門知識を利用して何かを生み出している人は徐々にAIに代替されていってしまう可能性がある。英会話の例では英語の専門家が不要になり、英会話ではなく弁護士ver生まれる可能性もある。



インサイト

Chat GPTが大きな人気を博している昨今、generativeAIが大きな注目を集めています。generativeAIにも自然言語生成をしてくれるもおのや画像・動画を生成してくれるものや、音声生成をしてくれるものと使用用途は多岐に渡ります。メタバース上の世界もgenerative AIにより、街や自分の家が設計されたり、web3の世界にも大きく貢献していくような気がします。他には人型ロボットは、未だに多くの問題を抱えていますが、generativeAIの発展で本当にドラえもんのように喋ってくれる、人型ロボットも開発される可能性は大いにある、ここで何が言いたいかと言うと知識を持つ専門家の需要が低下していくということです。

次に僕が注目しているgenerativeAIを使用しているstartupを紹介したいと思います。


PatentPal
・特許出願の際の機械的な書き込みを自動化してくれる。

↑詳しいUI/UXは上記の動画で確認できます




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