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近接撮影とライカ

長い間、リコーのGRシリーズを使っていて最も良いことは軽いこととマクロ撮影が出来ることが挙げられる。例えば不意に入った喫茶店などで、カップを撮ったり、バーでグラスや酒瓶を撮るのが好きだから。

しかしライカのズミクロンにしても最短撮影距離は70cmだから、手元のグラスを撮ろうとしても随分と後ずさりしながらでないと撮れない。

そこで昨年は出たばかりのズミルックス50mm
を購入したのだが、これが大きくて重い。もちろん申し分無い画像であるが、もっと小さくてもっと寄れないかな?と思う。

神戸のカフェにて
ライカ 大丸東京にて

50mmを使って思うのは、自分のイメージに合う画角は35mmかなと感じる事が多い。赤城氏
は対談で年齢と焦点距離の近似性を述べておられたが、それなら僕はこれから中望遠レンズの域に来てしまう。

多分ポートレートを撮ったりするには、ライカの場合50mmはとても良いのだろう。街中のスナップが多いので私は35mmがしっくり来る。

50mmで撮った街中
もうちょっとアップで撮りたい

テーブル撮影 それなりにいいけど、のけ反って撮影するのは恥ずかしいものである。45cmが最短ですからもう少しだけ近く寄れないかと思う。
考えてもみなかったが、アポズミクロンの35mmはなんと30cmまで寄れてマクロっぽい写真がライカで撮れるそうである。色んなところでこの高価なレンズは1億画素でも対応出来るからオーバースペックであると評されている。だが小型で35mmで近接撮影できるとしたら、これも良いかも知れないと思ってしまったのである。

そこでライカに問い合わせてみたところ、なんと世界的に供給が追いつかず、驚愕の5-6年待ちだそうである。とりあえず注文はしましたが、更におじいちゃんになっちゃうよ〜。

50mm 主題を明確にしたい時はとても良いなと思う。結局捨てきれないです。

幹に咲いた桜
カタバミの花
道端のプランター

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